※情報の少ない帰国生入試について体験に基づいて書いています。私は娘ニコニコをできる限り多くの異文化経験をさせたいと思い、受験直前まで米国にとどまりました。我々父娘も入試情報が少なく大変苦労しました。同じような苦労をされるであろう後続の方々に少しでもお役に立てればと思っています。全て返事できるか分かりませんが、ご不明な点はメッセージをいただければできるかぎり返信します。

※英語は最終的には英検準1級であれば10回受けて9回は合格するであろうというぐらいのレベルでした。しかし英検1級には届かないと思います。
 

 帰国入試は一般入試より楽と思われがちですが、正直そんなに簡単だったとは思えないです。真顔

 そんなこと言ったら一般入試組の方々に怒られるかも・・・。滝汗

 

 少なくとも我々は地獄をみました。 ゲローえーん


 特に難関校以上は英語の難易度が非常に高い印象です。また、その割に国算も一般入試とほぼ変わらないか、あってもおまけが少ない。結局一般入試レベルの対策が必要な学校も多いです。国算で言うと、市川、SFC、渋渋、洗足、白百合の国語、などは一般入試同等か割り引かれていても結構難しいです。学校によりますので、各学校の難易度は分かる範囲でまたそのうち記載していきます。

 

 偏差値50前後の学校を志望する場合には、国算の問題レベルの理解がかなり役に立ちます。この偏差値帯の帰国生入試では、算数で言うと、予習シリーズの副本の応用レベルの問題は出ません。そもそも一段階上の問題を訓練しないと一段下の問題ができるようにならない気もしますが、それを考慮してもこの偏差値帯の帰国生入試はかなり簡単な出題になっていますし、その意味では帰国生にとってこの偏差値帯の国算の戦いは一般よりも有利と言えます。もちろん英語がある程度できれば、ですが。

 

 志望校の英国算の難易度をまずは押さえる。これは一般入試でも同様でしょうが、志望校に行くためにはどの程度のレベルまで学習が必要なのかを理解することによって、ムダが結構省けます。そしてそのために早めに帰国入試の過去問を入手した方が良いと思います。そして簡単には入手できない学校もあります。特に帰国生入試は過去問が販売されていないので入手困難等、情報が圧倒的に少ないです。そこをどう乗り越えて情報をつかんで効率的にやっていくのか、それが分水嶺と思います。

 

 また、科目別の難易度認識もさることながら、外国に居住することの不利益をあらかじめ理解し、それも想定して早めに取り組むことが大切です。我が家のように子供が低学年の時から外国に住んでいると、中受の雰囲気など全くない世界に慣れ切ってしまい、直前になるまでそのビハインドに気づけませんでした。まともに通塾できないと親の教える負担が高まりますし、オンライン授業もありますが実際に日本で通塾するのとは全然効果が違うように感じました。小6になってすぐ日本に帰り、4大塾に通う帰国生が多いのはそのためではないでしょうか。それであれば、一気に追い上げる作戦も可能かもです。しかし、帰国生で受験直前まで海外居住する場合は、塾の助けがないと思った方がいいです。「のんびりじっくり先行逃げ切り」。これがベストかなーと思います。こどもの性格にもよるのでしょうが。

 

 塾がなければ親が教えるのが上手ければ良いが・・・。私は結局最後までうまくなれませんでした・・・。滝汗ゲローゲローゲロー

 

 

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