いろいろな難病で闘病中のみなさん、
健康志向で普段の食事などに気を付けているみなさん、
こんばんは。
ライム病を発症するまでは、
その時に使っていた洗濯用洗剤やシャンプー＆コンディショナーに入っている香料に
不快感を覚えたことは一度もなく、
発病後に使い始めたティートリーなどのエッセンシャルオイルの香りの方が、
少し違和感
を感じるほどでした。
ところがあれから６年が経過した現在、
地元（アメリカ）のライム病サポートグループで、
出来るだけ化学物質が入っていない石鹸などを使うことを教えてもらい、
洗剤やシャンプーを吟味して選ぶようになってから、
人工香料の入っている洗濯用洗剤を使おうものなら、
衣服についている残り香で気分が悪くなり、
エッセンシャルオイルの自然な植物の香りでなければ、
まったく身体が受け付けません。
また、人工調味料が入ったスパイスや、お店で買う出来合えの食べものを
昔は美味しいと思って食べていたのに、
最近は、どうも口に合わなくなって、避けるようになりました。
なんで
３０年くらい前、初めてアメリカで大きなホットドックを食べて、
いきなり吐き気に苦しんだ時は、
私の身体は、食べてはいけないものにちゃんと反応していたのだと思います。
ライム病専門医の先生とその昔話をした時に、
「身体は汚い物でもだんだん慣れちゃうからね。
症状として現れるまでわからないと怖いよね。」
と言われました。
便利さを求めて保存料を入れ、見た目重視で着色料を入れ、
元々の材料には余計な抗生物質、ホルモン剤、農薬が含まれていて、
製品として完成する工程でビタミンなどの栄養が失われてしまったら
果たしてこれは食べ物と言えるのかしらね？
闘病中に、きれいな食事を心がけることの大切さが見に染みてわかり、
出来るだけオーガニックの野菜をたくさん食べるようにするようになりました。
そうすると身体の調子がよくなるのが、実感できるからです。
薬も同様で、ライム病が始まった当初、
娘のひどい頭痛や胃痛に、医師に言われた市販の痛み止めを使っていました。
ところが、こういった一般的な薬品がだんだんと効かなくなってきて、
ハーブやホメオパシーレメディー、エッセンシャルオイルなどの
自然なものでないと、最近は娘の身体は受け付けなくなっています。
８月に入ってからいきなり、娘が体調を崩して下痢と発熱が続きました。
始まりは、私が忙しくて夕食を作るのが間に合わず、
久しぶりに中華料理の出前を食べたことです。
多分、使われていた化学調味料や質のよくない食材のせいだったのでしょう。
その夜、娘のひどい胃痛と下痢が始まり、
その２日後には４０度近い熱。
下痢も熱もなかなか収まらず、
一般に使われる薬は、効き目がないか余計に具合が悪くなるかなので、
胃痛と下痢には、アロエジュース、サプリメントのDGL、ホメオパシーのアシディルを、
熱には、ハーブのフィーバーフュー、ホメオパシーのアコナイタム、
（なぜかネコが隣にきた
）
エッセンシャルオイルのペパーミント、ラベンダー、オレンジ、ユーカリプタス等を使いました。
大好きな緑茶をどんどん飲ませて身体から毒素を出し、
自家製のエレクトロライト・ドリンクで、下痢で失われたエレクトロライトを補い、
デトックスのサプリやプロバイオティクスも加えて、
１週間後、なんとかおかゆを食べられるまで回復しましたが、
こういう方法は本当に手が掛かる・・・
薬を２－３錠飲めばいいだけなら、看病する側は楽チンだけど。
食事も医療も、本当に身体が喜ぶ方法は手が掛かるものだと、
天の声が聞こえます。
面倒な事を省きたい現代人が、
ファストフードのハンバーガーでお腹を満たし、
市販の痛み止めを２錠口に放り込んで頭痛を解消していれば、
そのうち病気になるのも仕方がないことかも知れません。
昔は私の日常も、そんな要素がたくさんありました。
家庭で栄養のある安全な食事を手間ひまかけて作ること、
身体を大事にして自然と寄り添って生きることを、
病気に教えてもらい、ライフスタイルが変わりました。
ライム病とはすぐにでもオサラバ
したいけど、
大事な学びの機会には感謝です。
