
新たな発掘資料を得て、妄想特急の弾丸列車に高出力燃料が加わった。まぁ、鉄道の歴史から言えばスチームロコモーター、スーパーマンや電化鉄道には敵いませんが、取りあえず突っ走る。
ネタはパワービルトのスコッチブレード。80年代半ばから後半にかけて、スコッチブレードの2292というモデルが専門店の広告に掲載されている。それに対してオリジナルという解説の製品もあって、果たして手元にやってきたスコッチブレードはどんなモデルなんだろうかというところ。今時はネットに情報を求めるとオークションを始め、販売商品としての情報が先を争うようにトップから連なる。そこには参考となる情報はほとんどなく、販売商品の解説に留まるのですが、このスコッチブレード2292については古くからお好きな方が情報を残している。ただ、そこにも統一した見解はなく、それぞれがご経験されたお話で、そこはこのブログと変わらない。だもんで、例えば2292とは何ぞやという情報に正解はない。
というか、様々な2292があって、ソールにレジ番号として2292の刻印があったり、消えてしまっているもののソケットにその刻印があったとかいうお話がある。サムネイルでの確認は、例によってそれを観察した私見でしかなくとも、ある程度の違いを見出してみた。2292でもオリジナルに近いと思われるソールに刻印のあるモノはソールも薄くて、ホーゼルも長い。でも、2292と表現されてはいるものの、ソールに刻印の無いモデルでバックデザインにサイテーションの刻印のあるモノは手にしたものと酷似しています。先達の皆様はこれを復刻とは呼んでいないのは前のネタの通り。つまりはロングセラーであって、年式ごとに当代のアレンジを受けていたのでしょう。これが最終モデルとされている先達の情報では、スコッチブレードとは思えないコンベンショナルトウのブレード。
それでも、バックデザインは伝統のスタイルを踏襲している。ブログ主も経緯はどうあれ手にしたモデルにはストーリーがあるとワクワクするもの。早速消えたのかも知れないレジ番号をソケットに探してみたものの、その痕跡は全く見えなかった。あまり使われることの無かった二鉄ならオリジナルに近い事があるのですが、そのソケットにも何も残っていない。というか、当時レジ番号が消えても構わないお手入れをして、サンドペーパーやアセトンを使ってソケットを磨いたなんてのも考えにくい。シャフトはいくらか赤っぽいシャフトバンドのダイナミックゴールド。その登場は1983年と記憶していますが、物品税証紙が無い事から挿し替えかもしれませんが、年式を探るきっかけが無い。例によってそれを知ったからと言っても、妄想特急が終点に到着するだけ。
ブログ主的には、現役当時にブログ主が出会った先達にリンクする。ラウンドで国産企画のVIPと格闘していたブログ主に囁かれた一言は、VIPって意外と低重心で扱いやすいんだよなぁって。経験不足の当時は返す言葉もなかったのですが、その先達は現代アレンジを受けたVIPしか知らなかったご意見。オリジナルを知るなら、また違ったコメントがされたのだろうと思うのです。ってんで、スコッチブレードも、今のブログ主にとってはこんなもんかと理解してしまうのは象の尻尾を触っただけで、象とはこんな生き物かと理解するようなもの。巨大で長い鼻に大きな耳とか、全体を理解していないってのは、全く知らない事と同様。まぁ、貴重なオリジナルに出会うことなど、当時のVIPにしろ、現代のスコッチブレードにしろ稀有な事で当然とも言える事。またこれでスコッチブレードと検索するとこのブログが検索結果に出てくるんでしょうな。