MacGregor US200
世界の車窓からって5分ほどの帯番組、最近は地上波そのものを見る機会が減りましたが、記録的な長寿番組らしい。ってんで、単純に語呂が似ているからっていう冒頭話で、ネタは船形青空市から。
MacGregor US200
紀行番組の様なポッとする子供たちや家族の笑顔もなければ、新旧運行を続ける世界の鉄道の車窓からの景色で、旅情を誘うこともない。ブログ主が古臭いクラブをあーだこーだ扱ったところで、クラシッククラブへの郷愁を誘うこたぁない。あるのはブログ主のヘラヘラ笑顔だけ。もちろんデータには登場しませんが、行間におじさんの不敵な笑いが見え隠れするのはご容赦ください。ってんで、今回もほくそ笑んでいるのはマクレガー。US200というモデルで、ブログ主の未熟な知識や経験ではその存在すら知らんかった。世界ブランドだったマクレガーであれば、エリア限定とか、地元法人の企画ものがあっても不思議じゃない。
MacGregor US200
ただ、ブログ主的には資料に残らないモデルだとその素性が分からず、どんなモデルだか事前に観察することになる。失礼ながら、そんなモデルが普及品だったりすると、マクレガー的な自然に振り回してドローになる設計が影を潜めていることもある。
MacGregor US200
となると、素直過ぎる普通のアイアンと思い込んでしまうんだな。となるとラウンドやレンジへ持ち出す機会も減ることもある。それはできるだけ避けたいとは思うものです。ってんで、このモデルがご同輩の元に現れた時にはご紹介頂いていたのですが、今でも手いっぱいの状態でご所望の方がおられたならそちらへとお返事していたのです。ということで、やはりクラシックマクレガーへの興味は、ブログ主がいくらこのブログで語ったところで何の影響もなかったわけで、US200はご同輩の元に長い事居座り、今回のご事情でブログ主へ惜譲されたというわけ。バックデザインの刻印がターニーカスタムやクラシックなら、ご所望の方もいたかもしれません。
MacGregor US200
ってんで、その現物はGが大文字のモノ。83年以前のモノという認識も出来ますが、その刻印は米国本国ものとはいくらか違うように見える。国内で流通したということはタイニーマックの前身、Rモデルのリージョンモデルと同じ背景を想像する。シャフトもバンドがオリジナルで、物品税証紙付。ブレードは長い番手はいくらか長く、短い番手はフェイスが大きい。リーディングエッジはシャフトの外側に沿ったストレートで、ポケットには三角シルエットがしっかりと見える。ホーゼルはそれ程高くなく、80年前後の標準的なフォルムとも言える。本家のマクレガーにしてみればVIPが徐々にフォルムを変え、ニクラウスはリミテッドをデザインするころ。初代のミュアフィールドへとスタンダードなマッスルデザインが研ぎ澄まされる。
MacGregor US200
マクレガーの世界的な流通組織ではその威光に乗っかってエリア独自の企画で権利を得て商売を考えるのも難しいこっちゃなかったんでしょう。オリジナルのセルは70年代ものに見かけたオシャレなモノ。グリップもオリジナルのようで金の色差しがしてあって、これが劣化で剥がれてくるとラメの様にグリップがキラキラ光る。これもお初モノです。と言っても、現代に機能を発揮させるためにはいつもの通りグリップ交換が必要な状態。基本的には保管状態も良かったようで、錆や曇りも40年前のモノとは思えません。ただ、バックデザインにはクローム仕上げの軟鉄物の特徴で、ボールを打つとブレードに力が加わって微細にブレードが変形し、クロームにシワが寄っている。これはちゃんと使われた事の証でもありますが、これを避けたのがサテン仕上げなわけだ。
MacGregor US200
US200というモデルロゴもマクレガーでは見たことの無いスタイルですが、ターニーマッスルや、ミュアフィールドと肩を並べる機能を楽しめそうなモデル。なかなか良いではないですか。