Mizuno Cup Logo Iron
ミズノのカップロゴモデルの詳細を現組織に問い合わせてみました。いつもの通り、現行製品の販売にもつながらない古い製品の問い合わせにもマニュアル通りにお答えいただき、大変申し訳なく思っております。これまでにも何度かお尋ねし正解を得ましたが、今回はいつもとはいささか違う。
Mizuno Cup Logo Iron
ってぇのは、初めて正体が確定しなかったのです。お返事を転載するなら、1960年代後半から70年代中期にかけて当時の契約プロを中心に使用されていたモデルと推測されます、との事。推測されますってぇのは、このブログでは使ったことの無い表現です。加えて、これも従来にはなかった表現で、お送りした画像をもとに書庫にある過去のカタログから、情報のみを確認できたとの事。ほぉ~書庫ですか。きっと年代順に整理された製品カタログの現物がファイルボックスに保管され、きっと今では誰も覗かない、埃だらけの資料から探し出していただいたものと思われます。
Mizuno Cup Logo Iron
ブログ主のいつもの表現なら、思われますって言うことが多い。でも、お答は推し測ることができたわけで、思われるよりも正解に近い。と言ってもこれは言葉遊び。まずは、お調べ頂いたご尽力に感謝いたします。ってんで、参考にされたカタログから、簡単に言うなら、当時の34名のアドバイザリースタッフのモデルを、オーダーによって一般カスタマーに届けるというもの。その中の一つと思われるとの事ですが、見つけて頂いたカタログのモデルとは明らかに違うモノ。34名のモデルが全て掲載されていないので、資料として見せて頂いているブログ主では、推し測る事しかできません。ただ、掲載されている製品写真のモデルは、もちろんカップロゴですが、インペリアルか、グランドモナークの刻印もある。手元のモデルにはそれが無いですねぇ。ウッドとアイアンのセットですが、特徴的にソールに縦に刻印されているMIZUNOも確認はできません。
Mizuno Cup Logo Iron
34名のアドバイザリースタッフもカタログにはすべてのネームが列記されていますが、ブログ主程度の記憶では樋口久子プロと松井功プロしか聞き覚えが無い。手元のアイアンに刻印されているネームはありません。ッということでもしかしたら個人と思われるネームは、薄いナマリでとりあえずカバーし、今後データを収めるごとにマークする加工を省くことにします。時期的に70年前後と大雑把に認識すると、ブログ主の持つ舶来もののイメージでは、この頃は無個性という個性の時代への入り口。60年代にはブランドごとに癖の強いモデルが目白押しでしたが、日本のマーケットでは第一次ブームの前夜。マクレガーならVIPを脱却してDX、ウィルソンなら69年や71年のダイナパワー、スポルディングならバードオンボールやスモールバード。これを最後にそれぞれのブランドも拡大するプレーヤーの層に対して扱いやすい機能を追求し、ブランドの癖がどんどん薄れていく。
Mizuno Cup Logo Iron
ホーゼルは低くなり、ブレードも低く長くなる。もちろんそれは大方の流れであって、従来路線を逸脱することなく奮闘するブランドやモデルもあったはず。そんな中で国産モデルがどんなだったのか、ってぇ一つの例がこのカップロゴのモデルなんでしょうねぇ。マクレガーに比較すれば低いホーゼルですが、ブレードの印象はホーガンのディレクターやウィルソンの1200、アジア企画のマクレガーR65に似た印象。既に周辺重量モデルの登場までアイアンのバックデザインのアイデアは出尽くしていた時代で、何かに似ていても仕方ない。ってんで、資料には残らないけど、このモデルはアドバイザリースタッフのどなたかのモデルであって、それを一般の方がオーダーし、ネームを刻印したというのがブログ主の推測です。天下のミズノさんでもさすがにここまで古い自社製品の詳細は把握しきれていなかったのですが、推し測ったお応えを頂けるだけ流石というところでしょうかね。