YAMAHA SX-25 Hal Suttton
さてはて、いよいよ始まるニューフェイスのご紹介。パーシモンはネタにしましたが、やっぱりこのブログは古鉄メイン。ってんでアイアンの始めの10本であります。
YAMAHA SX-25 Hal Suttton
だるまさんが転ぶなら始めの一歩は飛ぶものですが、このブログの場合は“アイアンさんをみぃがいたぁ”って。んでバックからはみ出していたのがこのヤマハ。SX-25でありますが、ハルサットングラインドなのであります。もっと年式が古いモデルだとハルサットンの筆記体のサインが刻印されているのですが、いくらか後年モデルなのか、このモデルは活字でネームが刻印されている。基本はSX-25で、おじさん世代からすると、確か静岡の方のクラシッククラブやさんの広告に毎回掲載されていた入門用のセットがSX-25だった。超高価なクラシックパーシモンの逸品をお勧めしながら、アイアンは溝やシャフトの関係からクラシック物は使わない方がいいとアドバイス、このヤマハあたりがコスト的にもお得なセットとおすすめされていた様子。
YAMAHA SX-25 Hal Suttton
とは言いつつも、当時のアメ横ではほとんど見かけた記憶がない。ってか、舶来モノばかりを見ていたというのも事実です。ま、それはそれとして、オリジナルのSX-25は既に手元にある。んじゃぁ、ただの刻印違いかと言うとサにあらず。
YAMAHA SX-25 Hal Suttton
80年代中頃のメディアの資料によると、SX-25は見かけが本格的なモデルでも、比較的扱いやすいタイプ。上級者にも満足できる機能を持つという解説がある。同じ企画の中にハルサットンのサイン年式の解説があって、扱いやすいSX-25を基本としながらも、セミグースにしたのがハルサットン仕様とあった。その程度ならオリジナルのロフトを立てるような曲げ調整をすれば似たようなグースになろうかってもんですが、そりゃまた別の話。同じバックデザインを持ちながらネックが違うっていうだけで、ブログ主にとっては別モデルってもんだ。まぁ、これもいつもの屁理屈ではありながら、二鉄があるってぇ事で前のめりの度合いはかなり違う。記憶ではオリジナルのSX-25は手にした時のスタイル、調子ではストレートな球筋しか出なかった。
YAMAHA SX-25 Hal Suttton
もちろん曲げてみようとする工夫をすればそれなりに操れなくはないのですが、その曲がりの度合いは他のモデルの印象からするとかなり小さかった。それがこのモデルの設計された真価かわかりませんが、直進性の強いイメージがある。それゆえに入門用として扱われたのかも知れませんが、それがグースになるとどうなるのか。一般的にグースネックになると球は上がりにくくなるという話。それはロフトが立つからと理解していますが、所詮素人のスタイル。ハンドファストのアドレスをきつめにすれば打点を喰う確率も増えるし、グースネックだから低く飛んで距離が出たなんていう実体験はない。そんなことを検証するでもなく、サットンは80年代前半が全盛期のプロ。シャフトバンドはありませんが、プリントを読み取るならブランズウィックで振動数はわかりませんがプレシジョン。
YAMAHA SX-25 Hal Suttton
これも80年代前半に間違いはない。ブログ主的には見知った工夫で扱えるかもしれません。今回ネタはとりあえずお手入れして並べてみたってぇところですが、当然オリジナルのSX-25を隣に置いてデータを収めてフムフム、これがセミグースと言うモノかってなネタもあるでしょう。このセットでちょいと気になったのはサンドウェッジ。ソールには盛大に錆が浮いていますが、ここまで均一に錆びているのは工房さんの研磨の結果かもしれない。セルも違うねぇ。何か加工されたのに違いなさそうですが、こりゃ電動リューターで磨いて、錆止めにニッケルの簡易メッキでもしておきますか。
YAMAHA SX-25 Hal Suttton
二鉄のネックには明らかに曲げ調整の治具の後も見つかり、当時からして工房を出入りする方の手元にあったってぇ事だ。とにかく、ブログ主はニンマリしております。
YAMAHA SX-25 Hal Suttton