
始めから分かっていれば遠回りせずに正解に辿り着くのは当たり前の話。ブログ主の興味のモデルの背景を調べるには、印刷メディアを探るのが基本で、新製品の頃に扱われた記事が大いに参考になる。
しかしそこには当世の流行りってのが行間にあって、その時期にわざわざ文字にしなくてもと言う暗黙のスタンダードもあるモノ。だとしても、どうしてもその背景が知りたいと、手持ちの資料では足りないときには、ブランドの組織が現存するなら直接聞いてしまう事がある。メーカー的には今後の販売につなげるために準備している問い合わせ窓口ですから、将来のビジネスチャンスには乏しいブログ主の様な古いモデルの詳細を訪ねても、当時のカタログコピーをお伝えいただければ上出来なモノ。でもね、
そこにはない情報もたまに印刷メディアのキャプションとかに残っているのです。んで、前回のネタになったのがミズノのダイナミック80。メーカーに問い合わせてお応えいただいたのは、大学生とか、社会人としてキャリアの浅い若者向けにコストを抑えながらも本格的なモデルと言う事だった。後は当時の価格なんてのもお知らせいただきましたが、あにはからんや、86年の印刷メディアにあったストロングロフトの記事で、販売されているストロングロフトモデルの一覧ってのがあった。末尾には特徴としてほんの少しの解説があったのは前のネタの通り。つまりは長い番手は短く、短い番手は長いセッティングであるという事。
3番で21度と言う表示があって、ニクサブロウのセットならそれほど立ったロフトでもない事も分かった。んで、これが分かっていたならと言うのが今回のメインディッシュ。3番からのセットは確かに打ち易い気楽なモデルだったのですが、当然のように二鉄を探し、やっと手にしたと思ったら3番よりも短かった。特徴とされた長い番手は短くという事情を分かっていたなら、もしかしたら二鉄が短いのではなく、3番が長かったのかも知れないと今になって気が付いたわけだ。二鉄を手にしてそんな状況にブログ主は迷うことなく二鉄のシャフトの延長を試みた。
セルフリシャフトを習得する前の話で、果たしてダイナミック80と言うモデルは工房に持ち込んでリシャフトするコストを準備するモデルであろうかとしばし悩んでいたのです。結果として、潰されたスチールシャフトを抜き取った時にとっておいたものを使って、お手製の延長コマを作成。
オリジナルのシャフトからグリップを剥ぎ取ってみたら、その切断面が斜めで丸鋸で切断したというよりはサンダーを手持ちで切断したように見えた。それもあって、いつぞやの所有者が長い二鉄を短くして振り回したのだろうかと考えた。長さは丁度1インチで、本来ならバット側にそんなコマを挿しこむなら頭が軽くなる。までもそんなこたぁなんとでもってな感覚でやっちゃったのです。つまりは仕上げにコストをかけずにお手頃価格を前提とした組み上げで、短いセッティングであるのは、まさしく当時のオリジナルのままだったのかも知れないっちゅうこっちゃ。早く言ってよぉですわ。86年から数年間続いたモデルですから、登場当初は一覧の解説にあったように長い番手が短かったのかもしれず。年式を経るごとに切断のコストも抑えて、長さのセッティングは一般的なものになったなんて言う想像をしちゃうのです。
結局メーカーに問い合わせたとしてもカタログには掲載されなかったセッティングなわけで、メーカーとしては売りにしていなかったというのも事実。まぁ、ブログ主的には二鉄を延長して何の不具合もなかったわけで、3番からのセットには上手くはまっている。までも、当初からこれを知っていれば、また違った今があるかもしれないなんて思っちゃうのであります。情報は大事ですなぁ。