
ナイトキャップに見つけたネタ。プレシジョンのスチールシャフトが振動数管理という新しい理論で停滞気味の業界に新たな商機を生んだのが80年代中頃の事。
感覚で語られていたクラブのスペックは、数字で語られることによって新たなモデルが企画され、商品説明の論調も変わった。それに続くようにカーボン素材のヘッドも登場しアマチュアのいい球の球筋ってぇのがロースピンで低く飛び、落ちてからもゴロゴロと転がる飛距離重視へと変わった。本来は狙い処に止める役割のアイアンにも飛距離と言う要素は、この時期に始まったモノでもなく、実際にはロフトを立てるという手法でメーカーは新しいモデルを次々生み出したもの。ブログ主的な興味のモデルなら、7番と5番のロフトはニクサブロウ。すなわち29度が5番で、36度の7番ってぇ事ですが、80年代半ばのナイトキャップでは、そのセッティングがこの頃の標準との記述がある。
60年代のクラシックロフトは5番で32度、7番で40度だったとあるのですが、手元にあるマクレガーやヘーゲンのそんな時代のモデルが、そこまで寝ていたという印象はない。ロフトのギャップは3度とか4度なわけで、街工房に言わせるとネック調整の結果と同じで、素人でやっと違いが分かる範囲のギャップ。
見つけた記事ではストロングロフトは本当に飛距離に優れるのかと言う記事で、大きなタイトルにはロフトが立っていれば飛ぶとは限らないという主張。これに目を惹かれて読み込んでみたのですが、プロとトップアマに素人の3名を被検者にスタンダードロフトとストロングロフトの打ち比べをさせていた。その結果は、心理的な要因で打点が散ったトップアマとサンデーゴルファー。完成したスタイルを持つプロはロフト通りに飛距離は伸びたという結果。なぁんだって結果ではあるものの、打点を喰うならロフト通りに飛ぶなんてのは当然のことなわけだ。
ロフトを立てた7番とスタンダードの6番のどちらが飛ぶかなんてぇと、プロはロフト通り、素人は6番が長いにもかかわらずちゃんと飛んだという申し訳なくも中身のない記事だった。ブログ主はメンバーコースでのショートホールで、いつもの番手を持って打順を待っていたところ、同伴競技者のメンバーさんに何番で打つのと尋ねられた。コンペなら違反行為ですが、素人の遊びラウンド、メンバーさんが持った番手とは2番手違っていた。それだけ違うんだねぇと唸られるのですが、いや、ロフトと長さは同じようなもんですよと、ブログ主の選んだ番手をお渡ししてみた。
するてぇとまさしく長さは同じだし、見た目のロフトもほぼ変わらないものに見えた。そこでいつもの通り、最近の番手は昔のクラブと番手刻印が違うだけで、同じですよとお話してみた。昔は3番なんか打てなかったもんだと続くのですが、いや、それって今時の5番ですねぇとお話しした。んなら、今時の5番が打てるってのはシャフトやヘッドの進化ってぇ事かねと話は終わった。ブログ主は球筋が違うでしょと続けても良かったのですが、今時には球筋なんかどうでもいい事。狙った距離に届けばよろしい。これも少し前の話ですが、ホンマがPP-737を現代に復刻させたことがあった。
その時のメディアの商品解説に見かけたのはロフトが寝ていて、低重心であることから距離は劣るが打ち易いとあった。ブログ主的にはソールの刻印を現代風に変えるならほぼ同じ性能で、打ちやすいと評価されるべきだったんじゃないかと思ったもんだ。ナイトキャップの記事の終わりには市販のストロングロフトのモデル一覧てぇのがあって、へぇッと発見したがミズノのダイナミック80。その特徴とされていたのが短い番手は長く、長い番手は短いセッティングとしてストロングロフトでも打ち易くしているとの事。そうなんだぁ~っと次にはダイナミック80の持ち出しを視野に入れるかな。