Mizuno irons old & new
セベアイアンがベースとしたかもしれないと思われるトラッドと言うモデルの二鉄を手にしてみた。きっかけは素人目にバックデザインの出たり引っ込んだりのパターンが同じという事だったのですが、レンジで遊んでみれば当然の帰結として同じブランドの別モデルはやっぱり別モデルだよねぇってぇ結果。
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ただ、シャフトの違いってのが大きな要因とも言えそうでしたが、レンジのベンチで一息入れながら観察してみた。まずはそのソールから観察してみるとセベアイアンはクレッセント、三日月フォルムでトラッドは扇形。普通に考えるなら、扇形のフォルムをアレンジしてクレッセント。
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アドレスしてみるとそのフォルムはほとんど感じませんが、手の平で掬うようなイメージがあると言われたモノ。その3番のソールの方がトラッドより圧倒的に幅があって、低重心に設計されているのが分かる。それでも似た様なバックデザインから、セベアイアンがベースとしたのはトラッドの金型じゃないかってのが思い込みです。リーディングエッジは両方に共通して若干研磨されていて、ラウンドソールとは違う抜けの良さへの工夫がある。フェイスは個々に見ると大きな違いはなさそうなスコッチトウですが、若干ラウンドが加えられているセベのアイアンの方がモダンに見えてブログ主には優しい印象がある。
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ヒールの高さを比較するなら、トラッドの方は三角定規のイメージでハイトウローヒールの印象もあるのですが、一連の詳細はブログ主的にはクラシカルなモデルの典型に見える。ブレードの長さはトラッドの方が長く見えるのですが、マクレガーのVIP並みにとんでもなく高いホーゼルが大きな特徴。3番との高さの違いは1センチにならんとする違いがある。
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当時の評論家さんやメディアのコメントにある通り、この高さの違いってのは直接的に打点の高さに反映し、使うモノを限定するとされたものです。二鉄と言う番手が製品として準備されていた事もあり、決してトラッドが普及版的なモデルとも言えないと思うのですが、もっとクラシカルな時代の標準を思い浮かべるなら、クリークがユーティリティー扱いだったころには二鉄がオプションとして準備されているのは至極普通の事でもあった。資料から見出してみたいのは、セベアイアンとトラッドのどちらが先に発売されていたかってぇ事。セベアイアンは1984年のカタログ転載的年鑑に通常モデルとして紹介されていて、これも40年前のモデルと分類される。単純にホーゼルの高さだけから語ってみても、トラッドはセベアイアンよりも前の時代のモデルじゃないかと想像しておるところ。
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トラッドをベースにして一般にも扱いやすいアレンジをセベのアドバイスで加えたらこうなったってのがブログ主の妄想です。だからと言って大した意味もないのですが、クラシカルなデザインからモダンへ移行していくアレンジの一つの方法と理解できるのはこの趣味的にはおもろいわけ。ホーゼルの高さなんてぇのは、古来メディアの論調ではマクレガーVIPの十八番とされていますが、当時の評論家は接着剤に信頼性が低かったからホーゼルが長かったなんて残している。ならばミズノでさえそんなクオリティだったと言っているわけですが、実際には1インチほどしか挿されておらず、アナログデザインでトウ側のウェイトとバランスを取った結果のホーゼルの高さだった。
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今でこそ素人がそんなことを語れる時代ですが、また、ご迷惑をおかけしてしまいますが、このトラッドが何年頃のモデルなのか、ダイナフレックスと言うシャフトがどんなシャフトなのか、それに続く4桁の数字の意味は何なのかなんてミズノさんに問い合わせていれば、きっとあって言う間にお答がいただけるはず。ご迷惑おかけします。