
レンジでなんだかなぁのパフォーマンスだったダイワのプロブレード。大きな要素はやっぱり劣化グリップだろなっと当然の帰結となった。
オリジナルであると仮定すれば、40年を超えてこのクラブのグリップだったわけで、学卒社会人であれば定年退職。昔なら年金暮らしで盆栽を始めるとか、場末のスナックに入り浸って、カラオケ三昧なんておじさんになる。加齢臭なんてのに気を付けながら、月一で街医者に通い齢のなせる体の不具合を西洋医学の処方に頼るご隠居さん。
そんなのはブログ主世代ではテレビドラマの世界だったし、初期のサザエさんの波平さん。近代の波平さんは再雇用で会社勤めみたいだし、現実の社会でも再雇用のみならず、会社組織からの定年退職後も生活に満たない年金故に、お仕事を続けるのが現代。生活水準の変動もあるし、物価の影響もあれば、平均寿命が延びた結果でもあるのかも知れない。
今や年金支給が65にもなれば、そこから再び20年近く生活するのが現代人。おかげさまで花粉症にもならないブログ主は体質的に古代人に分類され、趣味で楽しむお道具は古代の遺物。とはいっても、それを使い倒すには劣化による機能を失ったところを修復しなきゃならん。
人間だと膝の半月板は自然治癒しないものの、血圧が高めだと西洋医学の処方が必要。いやいや齢の話を劣化グリップとつなげてみるのは如何にもおじさんが考え付きそうなネタだわ。こんな冒頭はここまでにしておいて、ギュッと握ると痛いグリップはダイワ純正。まずは剥ぎ取る作業で、例によってカッターで切れ目をいく筋かいれ、力業で剥ぎ取ってみたらスイングライトよりも細かい粉々が飛び散った。表面にはコードが入っていて、これが千切れて粉を飛ばすのです。これが厄介で、エプロン作業台ではカバーしきれない。これはいかんとコードが千切れない方法はないモノかと観察すれば、グリップにはコードが巻かれたような切れ目が二本ある。ここならコードを切り裂くことがないわけで、ここをめがけてカッターを入れ、ペンチで握ったグリップをコードの流れと同じ方向に引きはがす。
これが功を奏して粉を飛ばさずに引きはがすことができた。粉を飛ばして引き千切ったグリップはタコさんウィンナーみたい足を広げるのですが、コードの流れに沿って引きはがしたらグリップは原形を保ったまま引きはがす事が出来た。ついでに下巻きのテープは紙製でも粘着性が残っていて、指先がベタベタになるのは閉口しましたが、パーツクリーナで簡単に除去できた。結局、乾いたスイングライトの下巻きよりは、はるかに簡単に引きはがす事が出来た。ん~、これは本当に半世紀近く前のモノかなぁとある意味昔の製品の機能に感心しちゃいます。この下巻きを綺麗にはがすと、全てのシャフトには同じような位置に緑のマジックでマーキングがしてある。
これはセット用に重さが揃えられたシャフトのマーキングだったりしたら面白い。加えて古いダイナミック系にはバッド側にメッキがのっていないことがありますが、これには綺麗にクロームがのっている。ハゲプロのコメントの様に挿し替えられた可能性もあるのかも知れないなんて思っちゃう。
ついでにもう一つグリップのチップ側には赤い塗料の様なモノが残っていて、番手によっては何らかの意味がありそうなマーキングのようにも見える。単純に溶剤で色が落ちたのかも知れませんけどね。この辺り後の就寝前。スイングライトの作業ならここまでやると夜分も遅くに掃除機をかけないといかん。
でも、今回は大丈夫そう。するてぇと、挿し替えグリップは当然KNLYで、こりゃ改めての作業としますかね。