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お昼の番組でサイコロを振ってトークネタを決めるわけもなく、今回ネタは箱の中身は何だろなって恐々手を突っ込む方が近い。頂いたシャフトチップのお掃除ネタが続きます。
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頂いたハゲプロに伺うなら、問題のちょいとだけ金属が頭を出しているシャフトはツアーステージのX5000から抜いたモノだそう。間違いなくメジャーメーカーのプロダクトですが、シャフトの中身は不思議な状態になっていたわけ。何をしたかったんだろうかと、まだまだリシャフト素人のブログ主が考えても、その目的はきっと考えも及ばない先にあるものなのかもと考えます。んで、前のネタの通り、充電ドリルを倉庫から持ち出して、早速充電を始めたのですが、インジケーターが点灯しない。今のメジャーものならバッテリーは取り外し式で、同じメーカー内では他のツールと共用出来たりするのが当たり前の時代。でも、考えるまでもなく、既に20年以上前のDIY製品。
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もちろん大陸製ですが、バッテリーは固定式で、充電機能を失ったらお釈迦モノ。どうしてもこれを使うなんて意地があれば、中古バッテリーを拾ってきて、何とか接続して使うなんて考えるのですが、箱には当時の価格も残っている。電圧は4.8ボルトなわけで、いろんな作業で使い回すにもトルクが足らん。当時も鉄板ビス1本打ち込むにも、すんごい苦労した記憶がある。コードレスドリルの汎用品、そのバッテリーが20年を超えて機能を維持している方が珍しいってこった。んで、同じ箱に収めておいたドリルビットを取り出して、リューターに挿してみた。まずは細いドリルで貫通させてみますが、接着剤の削りカスに混じって金属も出てきた。と言っても、原形が分かるようなものは全くなく、その量も目視で想像するなら微々たるもの。
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何がしたかったのか、やっぱり想像もつかない。んで、金属が頭を出してシャフトの穴を接着剤が塞いでいた数本すべてに貫通穴をあけ、さてどうするか。予定では軸付砥石に替えて削るしかないかとも思ったのですが、6ミリのドリルチップを電動リューターにギリギリで挿してみた。何とかチャックに噛んだものの、挿す部分がすんごく短い。とりあえず保護を兼ねて百均の拡大鏡眼鏡をかけて膝上エプロン作業をしてみた。さすれば快調に接着剤を除去し掘削作業がスイスイと進む。
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するとたまに金属片が飛び出してきて、やっぱり原形は針金状と思われる。こんなウェイト調整が石橋さんちのスタンダードだったんですな。と言ってもほんとに微妙な量で、精密にバランスを調整した結果でしょうか。6ミリビットで貫通させれば残りは軸付砥石で接着剤を削り落としておく。クラフトKOBEの時と同様、チップ側から研磨してみると、どうしても奥へと押し込んでしまうので、大きめの破片がシャフト内に残り、ほとんどの番手でチップから取り出す事も出来なくなった。これもクラフトKOBE同様にラムロッドモドキのクリーニングハンガーを延ばしたものをグリップの空気穴から差し込んで、つつき出してみた。するとなんだか不思議な手ごたえがして、なんじゃこりゃと力業で押し出してみたら、なんと綿が詰まっていたのです。ん、これが石橋さんちのやり方かぁ。想像するに組み立て時にはホーゼルの穴にあふれるほどの接着剤を充てんし、そのセンターに針金状のウェイト然としたものを挿しこむ。
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それがシャフトの中に納まるように挿し、仕上げにバッド側から綿をラムロッドで突っ込んで、低い位置に固定するといった方法でしょうか。釘型ナマリやホーゼルの底にタングステンを忍ばせるよりも何かに優先された方法なのかもしれない。シャフト鳴りの原因とならない様、接着剤の破片は出来るだけ取り除きましたが、にしても、石橋さんちスタンガードとは言え、大量接着剤は違和感がありますねぇ。