
好事家の間では当時を経験した方からして記憶に明確だったり、今に残る現物で、こんなのあったよねっていう昔話になったりするものの一つに、Bバランスアイアンってぇのがある。
81年の年鑑カタログでも大きなトピックになっているのが、このフェザーウェイトモデルで80年のアメリカのゴルフフェアか何かで4つのメジャーメーカーが発表し、そのアイデアを提唱した教授の肩書を持つ先生が、この年に来日してクラブ評論家との対談をしている。そこには新製品のアイデアに枯渇した業界が期待する商機として語られ、しかしそれが本当に次世代のモノなのか検証しているという図式の記事がある。ただ、明確に言えることは現代に残っていないアイデアなわけで、その論理がこんなだったと語っても意味がない。
ってんで、このブログ的には、今に残ったそんなモデルをどうやって楽しめばよいのか、ヒントを探ってみた。フェザーウェイトお初モデルの一つにはマクレガーのシンクロライトというモデルがある。手元には二鉄だけがありますが、ブログ主のスタイルでは扱うに気難しい。相変わらずの初心者ですから、日によってスタイルが違うブログ主。Bバランスじゃなくても、軽量スチールっていうだけで、ん~、なんだかなぁになるのがいつもの事。記事によると、アメリカでのフェザーウェイトBバランスのモデルが登場して、その商品価値がマーケットに評価される前に、日本のメジャーメーカーもそれに倣ったとありますが、それが数週間後の事という驚きのコメントもある。
ってんで、その一つがブリヂストンのアトラスなわけで、これも幸いなことにセットで手にさせていただいておりますが、使いこなせたという印象は皆無。んで、どんなスタイルに向くのかというと、ヘッドスピードの遅い人向けで、コックを使うことが苦手な人向けという一文を発見。ブログ主はヘッドスピードとは関連なくウリャーと振り回すのが楽しいと思い込んでいるスタイルで、それには繊細であることは確からしい。んで、コックというキーワードで言うなら、時に意識して使うことがありますが、多くの場合はシャフト硬度にリンクすることが多い。
グリップが先行しがちな硬いシャフトの時におへその前でグリップを止めるような意識でコックを使うことがある。ま、それもその日の調子であって、右腰のあたりでコックを解くイメージがいい時もあるし、全く意識しないでいい時もある。フェザーウェイトモデルについてはコックがキーでありそうな解説を読み取ってみたわけだ。
教授のお話の一端には、これまでのクラブは重すぎた故に軽いモデルを使うべきという出発点。スチールシャフトしかない時代の事、軽くするならヘッドを軽くするしかなく、しかし、人のスイングのフィーリングを維持するには、シャフト硬度を柔らかくすることが唯一の方法だったとの事。その結果、通常ではSやR硬度スチールシャフトを使っていたスタイルにフィーリングをわせるとAやLのシャフトがマッチするとなったらしい。基本的には軽いクラブを振るなら同じスタイルでもヘッドスピードが上がるものの、ヘッドが軽くなるとインパクトのエネルギーはMVの二乗。
つまり質量Xスピードの二乗という物理の法則もあるわけで、軽量化による同じスタイルでのヘッドスピードの向上をシャフトの弾きで補わなければ意味がないという事でもあるらしい。ってんで、持ち出す機会の少ない軽量モデル、トミーアーマーの986もそうでしたが、一時期のブラックシャフトスタイル、おへその前でグリップを止めてシャフトで弾くなんてことをすればよいらしい。果てさて、机上の論理を実践に、実際はどうなるかわかりません
が…。