iron face
このブログにもコメントいただくことがあります。現代のSNS時代ですから気軽にコメントが届くわけですが、その多くはロフトデータはありませんかというご質問。まぁ、いつものことですかね。古いクラブに関していうなら、ニクサブロウで、5番が29度、7番が36度ってぇのが一般的ですが、それでも当時はストロングロフトと言われたのです。
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今では7番と9番てぇとこかもしれません。ただし、ブログ主の経験則で言うなら、製品精度として工場出荷からカタログ値の通りにきっちり揃ったものというのは珍しく、いくらかのギャップがあるのが普通。そこに目を付けたのがグリップ交換と並んで、脱サラ工房の基礎収入だった。ただし、未熟な初心者工房へ依頼するとネックのフォルムが乱れて目も当てられないことになった。工場出荷からの整備くらいならせいぜい12度のことでもです。熟練職人に言わせると、そも程度の違いなんぞ一般人にはわからないものと言われる。
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当時こうした数字を大前面に天下を獲ったように語っていたクラブ評論家なるものもいたわけで、メディアへの露出を契機に、アマチュアもそんなことを気にしだした時期があるわけだ。そこで、アイアンヘッドは鍛造か鋳造かなんて話にもなって、鍛造は街工房で調整が可能でも、鋳造のステンレス素材のものはロフトやライの調整ができないものとなった。だもんで、ステンレス素材のモデルにはアップライトやフラットなるバージョンが用意された。それは常人の知るところですが、何度か受けたご質問で、やっぱりロフトデータをおしえてくださいってなコメントがよくある。
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当然、ブログ主もすべてを記憶しているわけではないので、そんなデータでお困りなら調べてわかる範囲でと手持ちの印刷資料をひっくり返すのですが、時に、今に残るブランド組織なら、過去のモデルとしてHPの資料にあるじゃんってぇのもある。ゆとり世代なのか、ネット初心者なのか、自ら調べる前に聞いてくるらしい。余裕のある時なら、それを転記したり、リンクのアドレスをコピペしたりして応えるのですが、その後のコメントが一切ない。するてぇと、ここに載ってますっていうお返事ってのがそれほど礼節に欠いたものだったのかと気に病んでしまう。
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失敬な返信をしたという意識は全くありませんが、ネット情報がない時はナイトキャップをひっくり返し、確かあんな表紙のあの号あたりにそんなコメントがあったようなという見当で、質問の答えを探してみたりする。その印刷資料を探し出し、疑問を充足する資料かどうか判断して、返信コメントを書き留める脇に置きながら、眼鏡をかけたり外したりしてコマイ字を読み取って転記する。間違いの無いよう確認してから返信をするのですが、この場合も同様、一切の返信が来たことがない。
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役に立ったのか、そうでもないのか。急に聞かれたモデルのそんなデータがすらすらと出るわけもない。まぁね、今時は自分の必要な情報さえ手に入れば、匿名のコメントに礼節は必要ないらしい。ネット上に情報がないときは、こんな風に結構面倒なもんなもん。ま、それも余裕のある時の対応として、古いものを楽しむには、ただ先達に聞くのではなく、まず自身で調べるという過程をも楽しんでみないと、埋もれた情報へ至ることなく面白みも半減すると考えます。
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聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言いますが、それは別の意味で、その前に自分で見て調べて判断して、ンでわからなかったらという前提があると思うのですがね。面倒だから聞いてくれるなというネタではありません。聞いて応えがでたなら、役に立ったのかどうなのか、意味があったのかなかったのか。どちらにしても感謝するのを忘れてはならんものとも思います。
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ブログ主もメーカーに聞きますが、返礼はしているつもり。こんなネタでブログにしましたって、必ずお知らせしてます。