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突然ですが外資の現役時代には欧州に年単位で生活したことがある。長いこと過ごすならもちろん余暇も過ごしたわけで、拠点は当時の西ドイツ。クルマで国境を超えることもしばしば。
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東洋人でありながら、現地の国民性に合わせて夏には太陽を求めてアルプスを越えて数日間南下するなんてこともあった。するってぇと当然行った先の過ごし方としてゴルフなんてのも気になるわけ。当時の西ドイツには日本にもあった全国ゴルフ場案内といった分厚い本が刊行されていて、次に向かおうとする地方で、ビジターを受け入れてくれるコースは無いもんかと熟読したものです。結果、南ドイツをはじめ、オーストリア、スイスなんてところでラウンドを楽しみましたが、ドイツ語圏の本格コースではハンデキャップ証明書なるものが必要だった。
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でも、日本人ですってぇと、日本にはそうした証明書がない事が知られていて、メンバーコースでも空いていればラウンドできたコースもあった。当時から環境に敏感な文化で、フェアウェイは除草剤を使わず雑草がたくさん、光の向きによっては雑草の大きな葉っぱが光ってボールが見えなかったものです。時に現地のゴルフ好きおじさんを見つけてラウンドの話をしていたら、長靴を持っているかと聞かれた。ある季節のラウンドでは長靴にスパイクの付いた専用の靴が必要だというのです。確かにスポーツ用品店にはそんなシューズがありましたが、話のネタに買いこむには高価なものだった。
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ついでに、ルールブックにしかないと思い込んでいたルースインペディメントにも初めて出会った。それってモグラの穴で、四畳半ほどの広さのライが穴だらけでフカフカなんてところがあったんですねぇ。当然遊びですから、ルールがどうこうという処理もせずに楽しみました。他人様のお家の庭先を手引きカートでゴロゴロと進み、もちろん防護ネットなんぞないコースの境目には一般家屋が立ち並ぶ。今でも素人のブログ主にはとても恐ろしいラウンドになったのは言うまでもありません。
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夏のバケーションには地中海クラブなんてパッケージを使って、スペインやチェニジアにもいってみた。リゾートであるからにはゴルフもエクスカージョンとしてリストされていた。スペインにはコスタデルソル、地中海沿いには高級からカジュアル取り混ぜてゴルフコースがたくさんあった。中間クラスのコースでラウンドをオプションツアーとして楽しみましたが、日本のコースと変わらないくらい管理されていた。ただし、ブッシュに打ち込んでしまうと現地の少年たちが隠れてたむろしており、ロストボールを売りつけてくる。池や川に落としたボールも潜って取ってくる。チェニジアでは気候の関係でフェアウェイには朝夕に水が撒かれて適度に芝が生えていますが、それを外すとベアグランドは全て砂。砂場のショットを遊んでいるとヤギに食べられない様に進化した植物が肌に刺さった。
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台湾やグアムにオーストラリアなんてのはリゾートコース、オーストラリアではコースサイドのコテージに宿泊。沼地のコースでボールをたくさん無くしましたが、ワニがいるから取りに行くなとの事。新品ボールはプロショップではロゴ入りで高価なものしかない。夕食に街に出たついでにお土産屋に寄って、必要ないコアラクリップとセットになっている銘柄の無いコアラロゴのボールを買ったもんです。はてさて、なんで急にこんな古き良き時代の話を始めたかというと、西ドイツであります。欧州ツアーでも、先の環境からスペインのプロはバレステロスがいたし、オラサバルもいた。西ドイツはと言えばブログ主世代ではベルンハルトランガーくらいしか知らない。パターの逆手グリップで目立ったプロでしたが、そのネームの入ったクラブ、ドイツ語で言うならシュレーガーの二鉄が手に入ることになったのです。これが転売ヤーから寸でっで取り上げたクラブ。詳しくは、つ・づ・くぅ。