Fourteen Tour Blade 600
フォーティーンと言えば今時ブランドの一つに違いなく、ならば情報を探れば清濁織り交ぜていろいろありそうなもん。もちろん今時プロダクトについては企画もののネット情報には動画を含めてたくさんあるのですが、今回の定点ネタにあるツアーブレード600についてはなぁ~んにもない。
Fourteen Tour Blade 600
まぁ、ブログ主のことですから探す場所が違うとか、検索ワードがトンチンカンだとかあるやも知れず。何とか行き着いたのが創業当時のモデルであるという事だけ。ならばその創業というのはいつの事なのかと言えば1981年だそう。それまでは感覚で語られていたクラブの評価基準に数字を取り入れたのがフォーティーンの強みとありました。そんな理論をマンネリ化していたゴルフ雑誌が新時代のネタとして取り上げ、様々なクラブを数字で評価していました。その論理を街工場へ広げ標準的な計測機器がフォーティーンから脱サラ工房へ売り込まれたものです。それが当時の最先端とされて結果、ほんの数グラムのナマリを貼り付けるだけで街工房は工賃を稼ぎ出した。
Fourteen Tour Blade 600
今も昔も感覚でしか理解できない一般人は、なんとなく分かったような気になってしまったものです。まぁ、そりゃ自由な資本主義の御商売。エンドユーザーが納得するなら成功したビジネスと言えるのでしょう。ってぇ事で、創業当初のプロダクトとするならば1981年以降のモデルなわけで、同じ頃の舶来モノとか国産のメジャーメーカーものを比較に見てみます。するてぇと、舶来モノはそれまでのヘッドをリファインした程度のモデルにバナジウムをつかった軽量スチールを組み合わせ、その後には過去のモデルの復刻版に花を咲かせた。国産メジャーなら、ミズノだったらMS-1、ブリヂストンはジャンプロ前のMTN3
Fourteen Tour Blade 600
情報をひっくり返すならもっといろいろあるものですが、ブログ主的には丁度70年代から80年代初めまではアイデアも出尽くした無個性が個性の時代に続く国産が台頭してくる時代。でも、どれも同じようなコンセプトで、手にする前からこんなもんだろうなぁって想像の付くモデルばかりだったような気がします。
Fourteen Tour Blade 600
そんな時期に数字を理論に語りだしたブランドがそれまでとは違うモノとして脚光を浴びたのは当然の事だったのかも知れません。ってんで、ツアーブレード600が全ての数字を理論通りに整えたモデルで、その結果、フィーリングに勝る機能を誇ったのかってぇと、どこにもそんな評価が残っておりません。これは個人のオーダー物として始まったゆえに、一般受けする最大公約数の数字で整えたわけではないという理解もできます。ブログ主はご承知の通り、フィーリングの人であって、特定の状況を理解できない場合に限って数字を確認する。んで、この趣味でいろんなメディアの記事の記憶を辿ってみると、数字が整っていないという詳細は、コンマ以下とか、一桁程度の数字の単位の違い。
Fourteen Tour Blade 600
例えば重心打点が低いと言われる超低重心のモデルはその高さが20ミリを切った。一般的な当時のマッスル系モデルでは21ミリとか高いと言われたモデルでも23ミリ。当時の周辺重量モデルのキャビティーは25ミリを超えた。アイアンヘッドは名刺サイズですからこの差も大きいのかも知れませんが、まぁ、そんなもん。よく言われるシャフトのベントポイントってぇのも、当時のスチールならほんの3センチほどの間で先、中に手元調子と別れたらしい。つまり大げさに冒険しないと数字で評価するってぇのはプロじゃなければどんぐりの背比べ。アマチュアには気休めに近かったんじゃないかと思うのです。さは去りながら、実際に振り回して見るなら鈍感なブログ主でもわかることもある。
Fourteen Tour Blade 600
ただし、このツアーブレード600についてはブログ主的にはこれはぁって部分を見出すことが出来なかった。至極一般的なマッスル系モデル。ナマリで隠しているオリジナルの注文主がそれを望んだのかも知れません。