
今回のニューフェイス、マクレガーのベンクレンショウ、ザ・テキサンというモデルです。クレンショウと言えば、ブログ主的には親父のお下がりの69年VIPに組み合わせられてクレンショウのSWだった。
同じマクレガーのモデルで、テキサンのTの文字を牛の頭にデザインしたロゴのあるヘッド。このウェッジが初心者素人が自然に袈裟懸けに振ってしまうスタイルにピタリとはまった。ある程度重さがあってその重さでドンで砂場からの脱出が容易だった。当時の先達の教えでは重さでドンのスタイルには、いつも同じ大きさで振ることが大事であって、距離の調整はフェイスの開き方でするもんだった。
当時いつもご一緒した方の表現では、ひょいというスイングだったらしい。距離調整やホームランを恐れてスイングの大きさや力感を意図的に変えてしまわない事がポイントだったのは今でも変わらないかもしれません。ステンレスのヘッドなのは、摩耗の激しいSWゆえ、当時としては当然の事。このロゴのクレンショウモデルは横文字流通で見た事がありますが、今回のテキサンとは別物かも知れない。んで、前のネタの通り、当時二鉄からのセットを見かけて知り合いのところへ行ったのは今回のモデルだったわけですが、当初はクレンショウと言えばマクレガーだった。
ところが、ウォルターヘーゲンにも関わり始めると、クレンショウは84年と85年のマスターズに優勝しており、その時のウィナーズバックにはヘーゲンのアイアンが収まっていた。それも84年にはクラブ契約の谷間だったらしく、手元にあった以前の契約の80年代のヘイグウルトラで出場し優勝してしまった。この時には慌てて再契約されたのかヘーゲンから限定モデルも出たし、ヘイグウルトラにもクレンショウグラインドというバージョンも生まれた。
95年は既にマイナーブランドとも言えるヘーゲンとの契約下でスタッフモデルを出したようにも見える。この辺は古鉄ミュージアムのヘーゲンをご参照ください。もちろん、クレンショウと言えばパターの名手とされますが、ウィルソンの8803だったかを駆使して冷静なプレーを信条とした。いろんな逸話もあって、そのスタイルからジェントルベンと呼ばれ、ウォルターヘーゲンからもその復刻版がジェントルベンというモデル名でリリースされた。
ってんで、ヘーゲンブランドの契約プロという印象が強調されるのですが、そのデビューの1973年当時はマクレガーとの契約だった。これもブログ主的詳細研究の結果、67年VIPを使い続けていたニクラウスに倣ってクレンショウもVIPを使っていたらしい。限定モデルとしてクレンショウ刻印のVIPがあるらしく、これまた登場したなら前のめりモノです。マスターズの記録はまだ先の事ですが、契約プロのマーケティングとして、クレンショウクラシックの様な普及版的なモデルもありましたし、今回のこのテキサンみたいなちょっとだけ扱い易いモデルもあったわけだ。
VIPに比較すればトウ側へのウェイトデザインや低めのヒール。振り回すのはこれからですが、VIPとは比較にならない打ち易さがあるかもしれません。だとしても相変わらず高いホーゼルはマクレガーらしいところ。今回のモデルで1番手だけ、セルが完全に欠落しているのですが、この理由がよく分からん。これまでいろいろとみてきた中では見た事が無い。多くの番手でセル浮きがみえるのは、もしかしたら“なまくら”シャフトと言われるPOWシャフトの曲がりかとも考えたのですが、今のところ顕著な違和感はなし。早速二鉄探しに横文字流通を徘徊しているブログ主であります。