
挿し替え用のグリップがたっぷりと手元に届いたなら、やるべきことはやることリストに連なる。既にマッシークラモトアイアンでネタにした通り、劣化したグリップを引っぺがす事。
交換リストの上位に並んでいるのはほとんどスイングライト系のグリップで、粉々を覚悟せにゃならん。マッシークラモトアイアンで作業した時はフルコードグリップだったもんで、いつもとは勝手が違いましたが、今回はザ・ヘイグのグリップ、ハーフコードです。別に今更語らなくとも知られたことかもしれませんが、フルコードの一定の年式モノはグリップを形成するゴム全体にコードが入っている。故に引き千切るとタイヤのカーカスみたいになったのですが、ハーフコードの場合はちと違う。二層構造とでもいうのでしょうか、裏側に入っているコードの部分はグリップから分離して剥がれるのです。劣化の度合いによりますが、ザ・ヘイグのグリップのコードの入っていない部分はペタンコに圧縮されて薄くなっていて、故にカッターの刃を入れた途端。粉々が飛び散る。
今度も新聞紙一枚程度では飛び散る粉を拾うこともできず、いやぁ、苦労しました。まぁ、終わればまた掃除機をかければいいだけですが、折角購入したコードレスのスティック掃除機はヘッドのブラシを回転させると埃を巻き上げるだけで、吸い込みが悪い。今回の粉々だけじゃなくニャンコ連の抜け毛も集めてフィルターも詰まるし、ゴミカップもあって間に一杯。ブラシにも絡んで埃を叩いて巻き上げちゃうんですな。ヘッドを往復させると、まるでポコッと音がするように毛の塊が飛び出てくる。これは手で拾わないといかん。全く余計なことをと思いつつも、リビングでやるからいけないわけで、スイングライトの引きはがしは今後外でやった方かいいかも知れませんな。するてぇと明るいうちじゃないといかんかな。
じゃなくて、やっぱりマッシークラモトと比較しちゃうのですが、螺旋に巻かれた下巻きテープは間があいていてシャフトにしつこく残る。作業前の脱脂が十分でなかったのかも知れません。んで、なんじゃこりゃと思ったのは1本のグリップの下にナマリが巻かれていた。重さにすれば大した数字では無さそうですが、グリップからしてこれは当時のオリジナルっぽい。明確に記憶していますが、ブログ主が数少ない新品で購入したモデルの61年リバイバルには、同じ金のスイングライトのハーフコードが挿さっていた。ってぇ事はメーカー出荷状態でナマリが隠されていたという事かもしれない。精密にバランスの数字を合わせたのでしょうが、ほんのちょいと頭が重かったんでしょう。ブログ主が自らいじくり回したテキサスウッドのパーシモンでグリップの下にナマリを巻いたことがありますが、引きはがしたオリジナルグリップの下にナマリが隠れていたのは今回お初モノ。
それを丁寧な仕上げというのか、生産精度の低さというのかは気分次第。今回は残ったテープの除去に親指の腹を使うことになりましたが、もちろんこんな状況を予想して風呂前の作業。入浴してお湯につけたらかなりヒリヒリしちゃいました。おじちゃんのお手てはホントにヤワなもんだ。はてさて、ザ・ヘイグは3番からSWまでの9本。どれを挿そうかとナノナノナ、KNLYの飾りつきの残りが8本、新着の真っ黒が39本、ラムキンの白が10本。他にもタッキーマックのラップタイプや大陸製の最後の白線パーマラップもありますが、今回は飾り付きのKNLYかな。足らない1本は真っ黒バージョンから挿してみようと計画中。願わくば太さ問題が再燃しない様に祈るばかりですが、風呂上がりの指がヒリヒリ状態には溶剤が沁みるんで、取りあえず挿すのは次の時間の隙間としておきます。