
ハゲプロから譲っていただいたものの中に、こんなパーシモンがありました。見ての通り、マルマンのパーシモンで、特にネームの刻まれたものではないのですが、ソールには怪しげなレジスター記号が打ってある。
それ故とも言いませんが、見慣れたマルマンのパーシモンからするといくらかフェイスはディープに見えるし、ロフトも絶壁に見える。資料にはマルマンにもパーシモンの名匠として、なんとかさんの作品記録がありますが、これがそうとは限らない。ステンレスや今時のチタンとは違ってパーシモン素材のヘッドなら木工工具できめ細かなオーダーに応じることもできたし、生産個数が限られていても名匠自らが腕を振るう余地も大きかったのですな。もちろん街工房レベルでも同様だったわけで、パーシモンの地クラブというのは星の数ほど存在したものです。今に名を遺したり記録にあるものの数が少ないのは当然ですが、時にこんな風に登場するとブログ主的には妄想特急が突っ走るわけだ。シャフトはパーセックVSSとあり、高級感漂うカーボンシャフト。
カーボン柄なのか、混入されている金属シートなのか、キラキラと輝くシャフトは見た事がある。現代ではカーボンが巻かれたシャフトはブランドのイメージで鮮やかに色分け塗装されて、カーボンが見えたままのクリア塗装なんて見なくなった。一時期はそんなシャフトもあったわけですわ。んで、レンジで振り回したわけですが、なかなか美味しい打点を喰わないままに、適度に距離も高さも出た。ティーアップするドライバーだとアイアンと違って打点を探すには少々球数を要する素人さんです。例によって、そんな工夫の最中の箸休めにチタンを振り回して見ると、でかいチタンは簡単すぎておもろないなんて感覚に襲われるのです。この日はマスダでしたがそれもいつもの事。そのマスダでも最新モデルではなく今時には小さめのヘッドですが、やっぱり小さいヘッドってぇのは打点も小さいわけだ。
さてはて、ソールにある怪しいレジスター記号は4JZ15。よくあるオーダー物というとオーダー主のネームが入ることがありますが、中古としてブログ主程度が興味を示すものにオーダー主の名前が入っているとなんだか気持ち悪い。ブログのネタにしてみるにもデータに収めるなら、見知らぬ方の名前が判読できない様、そんな個人名はナマリを張って隠しています。と言ってもフルネームが入るわけじゃないし名字だけなら個人の特定もできるわけない。ついでにアイアンのレジ番ってぇのも、個別のレジ番号じゃなく、生産ロットの番号なわけで固有のモノではない。でも、このレジ記号はもしかしたら固有の番号。確かマルマンの匠は大河原正三郎さんだったかと思いますが、その方の頭文字ではないし、オーダー生産の個別管理番号ってのがせいぜい。
昔のマクレガーではアイアンのレジ番号にそのモデルのスペックが内包されていて、番手のどれかが損傷した場合でも、そのレジ番号で同じものを注文できたという話もあった。だとしても4JZ15にはどんな情報があるのでしょうか。興味深いですねぇ。例え正解があってもそれを求めずして妄想特急をフルノッチで走らせるのがこの趣味であります。相変わらず手応えの良い打点を探って工夫を凝らしてみましたが、カーボンでも力感が勝ってしまうのは未熟なブログ主ゆえ。やっぱりウリャーッていきたいのが稚拙なブログ主のスタイル。それじゃいつまでたっても打てませんな。