Walter Hagen
デュークやカウントなんてのは爵位号だったような気がする。ブログ主的にはジャズの大御所でデュークはエリントンだし、カウントはベイシー。
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いろんなレーベルのレコードを買い漁り、ナガオカの針を数多くすり減らしてきました。ベルトドライブから、ダイレクトドライブへと進化したレコードプレーヤは徐々にくそ重くなり、ワウフラッターなどという得体のしれない数字がプレーヤーの機能とされた。重ければ重い程回転は安定し、ターンテーブルのヘリを照らすオレンジ色の蛍があって、一定間隔で刻まれた刻印が止まって見えるところが正確な回転数であると微調整のつまみを調整したものです。カートリッジという、いわゆるレコード針のボディというか、音を拾う重要なパーツもいろんなブランドがあって、輸入物が幅を利かせていた時代。アンプは親父のお下がりだった山水のアンプでしたが、そのうちボリューム調整にガリ音が出てHiFiアンプやAVアンプに入れ替わると、クラシカルなターンテーブルと取り付けてある高価なカートリッジは、ほぼ何を使っても同じという事にもなった。
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ついでにレコードの中にはエリントンやベイシーをはじめとしたモノラル版も多かったわけで、ただただ雑音を拾う高級カートリッジの電気信号をモダンアンプがさらに高音域と勘違いして強調した。そんな音源をでかいスピーカーで鳴らすと、人の耳では聞こえない低周波の音が出ているようで、でかいウーファーがボコボコ揺れるのが不思議。ってんで、無理やりネタにするなら、60年代のパーシモンで今時ツーピースを振り回すようなもん。ってか、ネタはデュークとカウントなわけで、爵位号はサー。現代では、横文字文化なら接待業のスタッフがお客さんをサーと呼ぶことがあるし、軍隊でもイェッサーってぇのは、上官の命令を了解した時に反射的に出るお返事。んで、ゴルフネタでサーと言えば、サーウォルター、ウォルターヘーゲンの事なのであります。
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このおじさんについての逸話はネットに多く残り、詳しくはそちらに任せますが、ひょんなきっかけで現役時代にブログ主が買い求めたのは61年リバイバル。これからマクレガーと同様に年式集めに走りましたし、オリジナルとリバイバルなんてネタもVIP同様、オタクに語りました。マクレガーとは違って、ヘーゲンの場合は年式ごとに新しい試みがたくさん盛り込まれていて、実は本家ウィルソンで失策とならない様にテストマーケティングに製品としてさらされていたのですが、これがとてもおもろいものだったのです。ドリルドスルーホーゼルとか、パワーバーデザインとか60年頃までですが、独自のデザインを形成し70年代半ばまでは頑張った。しかし、その後は過去のモデルをリファインすることとなったのは、83年にクラブ契約を失ってもメジャーに出場したベンクレンショウが古いヘイグウルトラを使って戦績を残した。
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これをしばらく引っ張って、クレンショウグラインドなるモデルも登場しましたが、長いようで短い40年ほどの間にいろんなコンセプトを行き来したブランドなわけです。残念ながらここにサーウォルターの意思があったとは限りませんが、爵位号を持つとヘイグにも定冠詞が付き、ザ・ヘイグと呼ばれたのです。
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まぁ、これも物好きな趣味人が後付けで語るストーリー。想像でも妄想でも趣味を楽しむ一興。ベイシーの音源もCDになった最近、ターンテーブルは回さなくなって数年、いや数十年経過しております。
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