
絶対どっかの印刷資料で見かけているのですが、確認しようと思ってもなかなか出てこない情報。確認したいのはゴールデンラムのバイブレーションマッチドの刻印。ブログ主の大好きなモデルの一つですが、このフォルムのラムアイアンにはフリークエンシーマッチドか、バイブレーションマッチドの刻印があることが多い。
プレシジョンのFMシャフトよりも先んじていたことで多くのモデルにはフリークエンシーマッチドの刻印が残るのですが、今回知りたいのはバイブレーションマッチドの刻印がある年式。ソールには通常RAMの刻印があるのですが、これはツアーグラインドの刻印。果たしてこれは何年式なのだろうかってぇこと。いまさらですが、これはニューフェイス。こんな刻印違い以外にも雰囲気で理解できるのはラムのスタッフが好んで使ったツアーグラインドの後年式モデルと思われるアレンジがありそうだってぇこと。
80年代のラムモデルはダイナミックのシャフトで、それでもフリークエンシーマッチドの刻印がある。振動係数の論理がどこから生まれたのかは知りませんが、プレシジョンより先と思われる時代にダイナミックのシャフトでそんな番手調整をしていたのかもしれません。とは言いつつ、今回のモデルはバイブレーションマッチドの刻印でシャフトはプレシジョンFM5.5。印刷資料を見た記憶から、バイブレーションマッチドが先で、フリークエンシーマッチドが後の年式かと理解していたのですが、実は逆だったらしい。
これを確かめたくて印刷資料を見返してみたのですが、バイブレーションマッチドが出てこない。ぜぇ~ったいそう認識できるような資料をどっかで見たんですけどねぇ。確認できたのはソールにツアーグラインドと刻印のある年式で、その資料ではフリークエンシーマッチドでしたが、91年のモデルと分かった。シャフトもプレシジョンで、手持ちの中では新しいモデルと言えるのです。まぁ、フリークエンシー、振動数理論をメジャーにしたのはプレシジョン。ってぇこたぁ後発に権利を譲ってバイブレーションマッチドに変えたのかもしれませんな。
いまさらですが、例えば街工房には振動数を図る計測器がある。これを番手で揃えるのがクラブの打ちやすさにつながるってぇ話。揃えるってぇのは同じ振動数にするんじゃなくて、ステップをつけて徐々に硬くなるようにそろえるって事だと思います。アメリカツアーでツアーバスを乗り付けていたプレシジョンのシャフトにジャンボさんが注目してMTN3に使った話もありましたが、プレシジョンシャフトは振動数をそろえることで重さの管理は二の次だった。つまりは重さの感覚に違いがあったわけで、手元側にウェイトがあることから重量を揃えても振り回すと軽く感じたわけだ。だもんで、伝統のダイナミックに対してはたとえ5.5でも硬くて弾く感覚が強かったんだな。
それでもプロは7.3とかも使ったわけですが、まぁ、メーカー主導の製品開発の理論。時に与えられたものをうまく使う工夫をするのが当たり前だった当時のプロからすれば、新しいものには過去にない機能があると信じたもの。まぁ、そりゃいいとして、雰囲気で感じ取っていた後の年式のアレンジってぇのがどこにあるんだか、これは今後のネタとなるのですが、基本的に同じバックデザインの進化系。新たなモデルにはアクシリアルというモデルもありましたが、大きく変化することはかなりの冒険だったはず。アニメの異世界勇者みたいにギルドに冒険者登録をすることもなく、使い手が納得できる変化に留めるのもブランドの意地だったのかもしれません。こんな意地っ張り、無条件に認めちゃうのがこのブログです。