
ブログ主の好みで持ち合わせているアイアンのほとんどすべてはソールが薄い。機能的には重心を低くするならソールが厚くなって、そのフォルムを見るなら打ちやすいアイアンとして今時のキャビティー同様誰もが認識すること。
ブログ主が芝刈りを始めた頃に使ったのは親父のお下がりの69年VIPのスプリットソール、二段ソール故、格段にソールは薄かったわけで、でも天然レザーのグリップのお手入れが面倒になり、初めて買ったアイアンは同じブランド、マクレガーの謎のダイヤモンドバックだった。時を重ねると会社のコンペなどで、徐々に賞品が豪華になりスコアを気にするようになれば、易しいアイアンにも興味を惹かれたことがある。そこに登場したのが、今では知り合いに譲って唯一手元に残っていないゴールデンベアーのラウンドソールというモデルだったのです。御徒町の量販店の扱うもモデルで、ニクラウスの名前が入っていてもマクレガーじゃない。
そのフォルムはバックフェイスのウェイトを剥ぎ取ってソールに張り付けたもので、今時のキャビティーとは違う。世間では後のカーボンアイアンの事を指したものですが、周辺からはタラコアイアンと言われた。いわゆるタラコを半腹ソールに張り付けた様なフォルムで、低重心で球が上がりやすいものだった。ついでにステンレスのウッドもセットになっていて、その色が黄金に輝いていたことから、仏壇ヘッドと揶揄されました。
タラコアイアンに仏壇ヘッドってぇのがしばらくブログ主のイメージとして定着しましたが、それでも簡単にスコアが改善するわけもなかった。それらしい機能もなかったウッドは別にして、時にアイアンは高ぁ~い球で爽快なショットを放ちましたが、そんな時に限って、よく上がるのですが、そよ風にもフラフラァ~っと影響を受ける情けない球筋を見せた。いずれにしろ初心者の球筋ですから、期待するべくもないのですが、本人としてもせっかく手応えがいいのに何であんな球筋なの、って不満は募った。だもんで、その次には国産企画のVIPを手にしましたが、これも結局はマッスルとはいえかなり低重心のモダンアレンジを受けたものだった。
その球筋はゴールデンベアーとほとんど同じで、低重心モノにはそんな限界もあるんだぁと認識したものです。それはメーカーも承知だったようで、そんな単純な低重心てぇのはマーケットでは短命に終わり、周辺重量の理論が平準化されるとトップにもウェイトが配されて最適打点が大きくなった。結果的には低重心ではなくなったのですが、ブログ主的にはそんな印象が強烈に残っていて、以来分厚いソールってぇのはウェッジに限ったものとなった。ってんで、ウィルソンのX31ですが、いろんな印刷資料を見ると決して低重心との解説はない。あくまでラウンドソールであって、ライを滑らせるという目的が勝っていたらしい。
これと同じコンセプトで手元にあるもう一つがホーガンのラジアルというモデル。ホーガンはゴルフの普及にも熱心だったようで、早くからステンレスのキャストモデルを費用対効果の高いモデルとして揃えていたし、初心者に扱い易いモデルも豊富に揃えたりして、新たなユーザーをブランドに取り込んでいたようです。ウィルソンもお客ありきのX31。だからこそのロングセラーなわけで、クロームが剥げてニッケルが露出するまで使いこんだユーザーもいたのですなぁ。永遠の初心者アマチュアのブログ主ですが、このX31とホーガンラジアルだけが分厚いソールのモデルです。
