Golden Ram Pro Tour
ラムのプロツアー、二鉄のお話です。スコアラインの数であーだこーだとネタを綴りましたが、結局はスコアライン10本目(モク)として3番からのフルセットとうまく組み合わさったというのがこれまでのお話。その二鉄と3番を並べてみていますが、見ての通りスコアラインの数とその入り方、このアングルから見るフェイスのフォルムは同じ流れにあると言って良いでしょう。
Golden Ram Pro Tour
年式的には83年頃からしばらく続いたモデルと思われますが、気になっていたのは二鉄のシャフトとセル。クラブとしては何の問題もないのですが、二鉄はシャフトがダイナミックゴールドで、セルには金線二本の飾りがある。だた、それらしいレジ番もあるので、後期のモデルかもと妄想しておりました。もともとダイナミックとダイナミックゴールドの違いってぇのは、それぞれの硬度で重さの分類が無かったダイナミックに対して、200とか400とか、時に海外では500なんて言う重さの分類がされていたのがダイナミックゴールド、いうなれば精度を上げたとされております。んなら、ダイナミックの頃は重さがまちまちだったのかというと、確かにばらつきはあったのかも知れませんが、聞くところによると製造方法が違っていたらしい。
Golden Ram Pro Tour
詳しくはわかりませんが、結果としてブログ主でもわかるのは粘りのダイナミックと弾きのダイナミックゴールドといった感覚的な違いがある。でも、それがいつも顕著というわけでもなく、混在しても重いとか軽いとか意識したことはありません。んで、二鉄の出自を本格的に調べてみようと印刷メディアに残る写真、特にセルに注目してみました。しかし、そんな興味で探してみると、ほとんどの場合でホーセルの途中まででトレースされていて、セルまできれいに映った写真は一つもない。読者にしてみれば、今も当時もそんなこたぁ気にするこっちゃないし、ヘッドのフォルムや雰囲気が分かればよろしい。87年、91年そして92年とカタログ的資料年鑑や広告を確認しましたが、どれも同じ。
Golden Ram Pro Tour
しかし、そのスペックにはダイナミックゴールドが挿されていたことも分かりました。するてぇと、やっぱり後期モデルであって、挿し替えられたものではなさそう。んで、やっと見つけたのが90年のチョイス別冊、アイアン特集でまさしくこのプロツアーが取り上げられておりました。この頃のメディアは何を血迷ったのか、製品を紹介するべき写真を、アートと勘違いしております。フォルムをはっきりと見せる小さい写真は定型ですが、イメージ写真は暗かったり半分しか映っていなかったり。まぁ、そこは印刷メディアも行き詰まりの打破を試みているらしい。おかげでセルがほんの少し見えている写真があった。と、それは金線二本の飾りのついたセルだったのです。
Golden Ram Pro Tour
ただし手持ちの二鉄と違って、ホーゼルにはフォージドインUSAとの刻印がある。日本のモデルをはじめ、OEM生産されるゴルフクラブの多くがアジア生産になった時代、ある意味米国製というのが後にも先にも高品質を示したのは、この時代のみ。あいや、高品質というよりは血統書代わりですかね。ブログ主の時代は吹替のテレビドラマで、豊かなアメリカを知った世代。ハワイに初めて行った時はハワイファイブオーの印象をなぞったものです。置いといて、ってぇこたぁ金線二本のセルでもオリジナルだろうし、ダイナミックゴールドも挿し替えじゃない。二鉄だけは90年より若干前の年式という事が分かりました。いつもの通り、だから何って結論はありません。