
やっぱり赤トップだったトップフライト、もちろん復刻版で87年頃のモデル。一定に使いこまれた状態ですが、打球痕をこそぎ落とし、ついでに刻印回りも真鍮ブラシでゴシゴシやってみた。する手ぇて、刻印の色はカサカサに乾燥して一部も剥がれ、ちょっと擦っただけで全部剥がれちゃった。
少し前には刻印の色は綺麗に落とすのがかっこいいという向きもあったようですが、ブログ主にとってはオリジナルがやっぱり心地よい景色。だもんで、色を挿すわけですが、流通でちらっと見かけた世田谷に基地を持つ遊びの名人が監修した、ケリードッグファイトとかいうモデルにそっくりに見えてきます。これも今にこの赤トップが価値を見出されている一因のようですが、赤トップは赤トップ。オリジナルの配色を確認しようと手持ちの資料を確認してみました。ご権威の名器の系譜をはじめ、87年からのカタログ的年鑑メディアや、増刊の特集本などなど。
Sのロゴが赤いのはもちろん、トップフライトも赤で、Sを囲む月桂樹とプロフェッショナルやシンクロダインドの刻印は金。ソールの番手とスポルディングにレジスタードの刻印は黒です。ただ、つまらんことに引っかかったのは87年の年鑑的資料。他の資料では赤は鮮やかな朱に近い赤なんですが、87年の資料だけ、よぉく見ないと黒に見えるエンジに近い赤。まぁ、印刷資料ですから、色がそのまま現物を表しているとは言えませんが、ほんのりと残った色は確かに早稲田か東洋英和のエンジに見えます。
そんなこだわりを再現するのもブログ主的には悪くはないのですが、その色のプラカラーを探すのにまたヨドバシカメラに行かにゃならん。夕食後のひと時に始めちゃった事なんで、手元にある鮮明な赤で挿しちゃいます。黒トップの時と違って、Sのロゴと月桂樹の位置関係が微妙で、細い筆で慎重にSに赤を挿しても、月桂樹にはみ出してしまう。てんで、手順はすべての番手に赤を挿して、赤がはみ出したら金を上から挿しちゃうって作戦に変更。
普通は挿した塗料が乾かないうちにネイルリムーバーで拭き取るのですが、それだと拭き取りの際にも色がはみ出ちゃう。だもんで、完全乾燥してからの拭き取りとします。その間ソールの黒もネイルカラーで飾り、なんやかんやで色挿し完了。作業していたソファーの隣には黒トップがいたもんで並べてみた。特に大きく変わらないウェッジなんかはロゴの色が違うだけでかなり雰囲気も違うもんですな。双方ともに復刻版ですが、オリジナルは黒が先。次世代モデルに目に見える差別化を施したら、Sのロゴの色を変えてみたってな事なんでしょうね。このSも広い面積があるもんで、単純に塗料を挿しても色が定着しない。んで、芸が細かい事にSロゴには色落ちし難いように網目状に下地がある。でもね、素人のブログ主の作業ではやっぱりSロゴにうまく色は入りませんでした。
と言ってもバックに刺さった景色を遠目から見るなら全く分からんレベルで、その作業をした持ち主しか分からん、っという事にしておきます。まぁ、87年の復刻版に赤が資料の通りエンジであるなら、時に黒に見えて赤トップとは認識されないかもなんていう細事を発見して、唸ってみるのでありました。