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ブログ主の世代で、トワイライトというとマンハッタントランスファーの楽曲が思い浮かぶ。今ではどっかのJRがイベント企画なのか、トワイライトエクスプレスなんてぇのもあるねぇ。でも、ほんとにピィ~ンとくるのはアメリカのテレビドラマ。モノクロの画面で、毎回不思議なストーリーで世にも不思議な物語の元祖と言えるのかもしれません。
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オープニングには放送作家みたいな人がストーリーテラーとなり、ギャラの安いキャストを使って教訓めいたネタや、風刺ネタを織り交ぜる。そこから名をはせた俳優もいるらしい。当初の邦題では未知の世界なんて番組だったかな。ってんで、その未知の世界、トワイライトゾーンへの入り口です。印刷資料で話題にしたクラブ用品大全科ってぇのが届いた。すんぎぇぇのはその年式で、1981年版なのであります。この年鑑資料の始まりは、メーカーに広告出稿を促すことで、既に出向されている広告の原稿をアレンジしてメーカーごと、カテゴリーごとにページを構成する。これまでの手持ちの資料では87年度版が最も古いモノだった。ってぇと、現役時代に親父のお下がりから始めて次のモデルを探す資料の一つだったわけで、アメ横行脚の道案内でもあった。
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するてぇと、ほとんどが見知ったブランドの製品が並んでいたわけで、ベッドサイドにあっても記憶の喚起ってな資料だった。ところが、81年となると親父のお下がりの70VIPに苦心惨憺し、なんかないものかと神田のスポーツ用品店が主催した科学技術館での大蔵浚いセールで初めての新品を買ったマクレガーの謎のダイヤモンドバックで暴れていた頃。セット物を買うなんてぇのはそりゃ大枚が必要なわけで、ディスカウントショップもまだ出入りしていなかった頃。つまりは、この趣味でも聞き覚えの無いメーカーがたぁくさん掲載されているのです。
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これこそが未知の世界で、いくらか記憶が混同していますが、やっぱりモノクロのアメリカドラマにあったぐるぐる回るタイムトンネルに入り込んだ感じ。当然のように探していたアリガのメダリストもあったし、大阪銀座ゴルフのダイギンも、見たこともないモデルの広告を載せている。ブリヂストンはスポルディングのプロカスタムを載せているし、大澤商会にはエイペックス以外見知ったモデルがない。昭和ゴルフのVOGは聞いたことがありますが、日新ゴルフのレムノスなんて、全然知らなかった。輸入物は舶来クラブとしてカテゴリーに分けられスラセンジャーやポールラニアン、ヤトゴルフのスタチューとか、スタントンプソンはつるやが扱っていたことも分かった。
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パーマーインターナショナルは後に高級品ばかり代理店権を持ったハマダエンタープライズの扱いで、PGAブランドのシルバースコットも資料に載っている。ソニーが扱うウィルソンなんてのもあるし、これまでは資料のひとかけらから妄想を展開していたものが、一定の正解をも得てしまった。他にもまだまだたくさんのブランドが掲載されていて、もしかして、あくまでもしかしての話ですが流通に誰も見向きしないお手頃モデルが現れた時に、この資料を参考にしたらこりゃ面白そうなモデルだ、なぁんて考えてしまうかもしれない。それもまたトワイライトゾーン。マンハッタントランスファーの特徴的な楽曲が頭の中に流れ始めました。あれはえっとぉ、LPだったかな。あいや、車に乗せていたカセットのアルバムだわ。どこに置いたかなぁ。