Spalding Top Flite Replica
白黒抹茶、あづきコーヒーゆずサクラって老舗のウイロウのテレビコマソンがあった。こないだの出張はお茶系でしたが、固定相場制の海外旅行のお土産はジョニ赤からジョニ黒へ。今更赤トップのネタが続いたのは、いくつかの偶然もありますが、結局はこれ。
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赤を探していたら黒が出てきた。61年のスポルディング・トップフライト・シンクロダインはいわゆる黒トップなのであります。バックデザインのパワーバーにあるプロモデルの刻印が、プロフェッショナルになると62年製とのこと。調べて分かったことで、こんな機会があるまで全く気にしたこたぁなかった。赤トップでネタにした通り、流通のメジャーは常に赤トップなわけで、それよりも年式が古いお兄さんモデルの黒トップは、赤があったからこその黒。たった1年の違いですが、弟がメジャーになったのちに兄貴もおこぼれニックネームを頂いたというモデル。
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セルの飾りは見るからにクラシカルで、中間番手がダイナミックゴールドに挿し替えられていますが、プロフライトのシャフトバンドは…、ッと思ったのですが、ブラックトップフライトのMとあった。そっかぁ、これは80年代後半の復刻モデルです。ってぇこって、冒頭の61年モデルというコメントはすべて撤回。復刻企画も初期モデルを基本としてセルもクラシカルなものを用いたことで、雰囲気は抜群。いちゃもんをつけるなら、赤トップとか黒トップってぇのはあくまで日本国内でのニックネームであって、レッドトップフライトとかブラックトップフライトってな横文字がシャフトバンドにあるのは、わかりやすくはあってもなんとも田舎臭い。
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得意ではありませんが、お仕事の共通語が英語だった時代を過ごすと、和製英語ってぇのはなんとも気持ち悪い。関西人が関東人のエセ関西弁が気に障るようなものかもしれません。勝手に気にしてしまうのはひげトップの復刻版のシャフトバンドには何と書かれていたのでしょうか。うぅ~ン気になるぅ~。
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んなこたぁいいとして、オリジナルなら還暦過ぎですが、復刻版ゆえ年齢にするなら30半ば、まだまだ疲れ知らずで状態はよろしい。グリップもツアーベルベットに挿し替えられていて、それもかなり使い込まれています。ならば最近まで現役だったわけで、例によって工房調整を受けている可能性もある。本音を言うなら今回の予算は、当初からいささか超過気味だったのですが、いやいや、これならってぇのがありぃ、禁断の領域に踏み入れてしまいそうな1番アイアンからのセットだったのです。もちろん9番からウェッジ2本も揃ったフルフルセット。たまたまたまたまで、知らないうちにネタにしてきた話題が、ここに収束してしまうのです。ほんとたまたまの偶然ですよ。
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さらなる本音を吐露するなら、ブログ主予算で応札したところで、競合が現れるなら当然見送るレベルまで価値を見出す方がいるだろうと思ったのですが、軽い手応えだけで落ちてきた。無為に長い経験からするといろんなモデルの落札予想レベルはなんとなく把握しているのですが、そんなブログ主レベルを下回るなら当然お手頃と考える。だもんで多くのモノを見送ってきたのですが、最近は思う予算で入札しても、それをも下回る応札で手にできることがある。
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もちろんそれはラッキーなことですが、一時期旺盛に応札を繰り返していた見覚えのあるハンドルネームを最近は見かけない。ブログ主と同じように保管場所に行き詰ったのか、めぼしいものが手元に集まったのかもしれません。んなこたぁ他人事ですが、このセットの56番がダイナミックゴールドに挿し替えられていて、そのネックのクロームがおかしい。なんだか塗装のような色艶で何かありそうな気配もする。ゆっくりと観察してネタを拾っていきます。