missed iron
ブログ主の記憶にあっても、最近は少なくなったなぁってなテレビ番組に時代劇ってぇのがある。親父は週末のゴルフ中継、おふくろは決まった曜日の決まった時間にそんな番組を見るのが楽しみだった。
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今思い出しても長寿番組がたくさんあって、水戸黄門やら大岡越前に、遠山の金さんやら桃太郎侍に暴れん坊将軍なんてのがあるね。幼きイメージからしても長寿ゆえに黄門さまの役者が交代すると違和感もあったりした。そんな俳優が公共放送の大河に出たりすると、テレビのイメージが先行して、ちょうど中学受験だったころは歴史上の偉人の物語なんてぇのが作家の演出も加わってエンタメにはならなかった。んで、意図的に一つ触れなかったのが銭形平次。
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タイトルの通り、舞台は神田明神下。今の皆さんにはルパンを追いかけるトレンチコートの印象しかないかもしれませんが、基本は江戸時代、架空のおかっぴきの話。一話完結の事件の始まりは八兵衛が「てぇへんだ、てぇへんだ、親分、てぇへんだ」って走りこんでくるところから始まる。決まった配役には誰もがイメージする江戸の町に住むものが描かれて、落語ともつながるのですが、長屋には物知り御隠居が居て、井戸端を飾る妙齢なちょいと疲れた奥様方がいる。
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ここにもハチ公やクマゴロウがいて、ハッツアンとクマサンとか呼ばれて看板娘のいるいっぱい飯屋に出入りする。そんな中にはヌケサク何てぇのもいて、事件のキーになったりする。んで、毎回銭形親分は寛永通宝の投げ銭で逃げる犯人の足を止めて御用となり事件は解決する。なんでまたそんな話で始まったかというと、そんな登場人物の一人、ヌケサクはなんでヌケサクなんだって引っかかり。ヌケってぇのは肝心の要所が抜けてる事でしょうが、なんでサクなんだろうって。まぁ、このブログでんな事語るはずもなく、抜けに引っかかったってぇのがきかっけでありんす。
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我が家のリビングは、現在ニャンコ連の換毛期で常人には一時たりとも寛ぐことのできない状態ですが、慣れってぇのは恐ろしく、今ではニャンコの毛が付着したタオルで風呂上がりの顔を拭いても何も感じなくなった。ブログ主が不在の時はリビングのテーブルの上でドッカっと過ごしている様で、ランチョンマットにも毛がついている。
cat family
でも平気でそのマットで食事がとれるようになりました、ってな話でもなくぅ。やっと本題に入るならヌケサクのセットのお話し。手元にはラムのプロツアーの3番や、赤トップレプリカの7番が抜けているヌケサクセットがいる。これを何とかと試行錯誤はしているものの、まだ寛永通宝を投げつけられる実像はあらわれないまま。でも、うっかり八兵衛がテェへんだ、テェへんだと走りこんできた話題に、んで、なにがあったぁッと反応してしまったわけ。言葉遊びもほどほどに、こないだ届いたのは番手抜けと解説のある興味深いセット。いやはや、ここまで長い道のりでしたが、番手抜けはもうこりごりとは言いながら、なんでそんなものに手を出したのか。
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その抜けた番手はピッチングウェッジだったってのはネタの通り。度々語ったように、ブログ主の場合は腕と頭がないゆえにウェッジについてはそれほど気にしたもんじゃない。中間番手でもないし、二鉄抜けはまた別のお話。言うならピッチングがないから番手抜けという提供者の説明もSWがある故。
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ってんで届いた顛末。御用提灯を差し出されて、寛永通宝を投げつけられたのはブログ主かもしれません。なぜかいつも額に当たるんだよなぁ。まだ引っ張るよ。

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