Macgregor tourney wedge
マクレガーのプロ82を持ち出したレンジの話、ピッチングまでしかなかったんで廊下に並べたウェッジの中から、フォルムに覚えのあるサンドアイアンを持ち出してみた。バックデザインに注目して、標準的なものを持ち出してみたのですが、ターニーマッハというモデルシリーズのセット物ウェッジ。でもレンジで引き抜いてみたら、こんなに真ん丸フォルムだったかなぁって印象。
Macgregor tourney wedge
最近のレンジ遊びでホーガンのシュアアウトを振り回したもんですから、それとは違うのがこのバックデザインのウェッジだと思ったんですけどね。とは言いつつも、振り回して見るなら何の問題もなく、ちょっとだけリーディングエッジが丸いところが気になる程度。振り幅でしか調整できないブログ主にとってはウェッジでさえヒール打点を意識してちゃんと振ればいいわけで、何かテクニックを工夫するというスタイルではない。レンジのマットではバンスがどうこう言えるはずもなく、バンカーでの脱出が容易ならそれで構わん。感覚的に確認するのはソールの厚さであって、シュアアウトのように超幅広だと跳ね返る印象が先行し、リーディングエッジを突っ込む位置に気を遣ったりする。
Macgregor tourney wedge
このマクレガーのソール幅くらいだとソールでドンのイメージ。薄めのソールでサクっていうウェッジもありますが、ブログ主はそれで砂場を脱出するのは得意じゃない。そんなウェッジは軽いことも多くて、日によって使えないこともないのですが、持ち出すアイアンセットを選ぶもの。結局はブログ主の腕と経験値の問題ですが、このマクレガーのバックデザイン物が楽という結論に至っております。もちろん、このフォルムはマクレガーに限った事ではなく、一般的に言うウェッジのバックデザインなわけですが、ジャンプロ以降、ボールを打つとフェイスのヒールからトウへボールは斜めに駆け上がるというのが当時言われたウェッジの打ち方。袈裟に振るならそれも当たり前なわけですが、フェイスが大きくなったのはこの理論らしい。
Macgregor tourney wedge
フェイスを返すようなフルスイングを目的とした番手ではないので、ソールのフォルムは長方形。プロ82のピッチングとソールのフォルムを比べれば明確ですが、ヒール側を要にした扇形なのがピッチング。いい感じのインパクトでフルスイングしてみると、ピッチングの飛距離はこの時代のスタンダード。フルスイングは目的じゃないと言いつつも、このウェッジでいい感じのインパクトでは当然のように20ヤードほど短い。ッと思ったのですが、たまに同じようなインパクトでもピッチングと同じような距離まで届いていることがある。なんじゃこりゃ、としばしレンジで悩んでみた。決して意図的にロフトを立てたつもりもないし、スイングを変えた意識もない。でもアマチュアが考えても仕方ないこって、きっとスイングのスタイルがなんか違ったんでしょうね。
Macgregor tourney wedge
曖昧なインパクトでも手応えに返ってこないのがロフトのある番手。ここのところ工夫のテーマにしているのが左へ突っ込み過ぎない事なんですが、突っ込み過ぎると左へ飛ぶのが普通。でも、飛び過ぎた時の球筋は振った通りのストレート。持った番手で飛び過ぎるのは始末に悪い。まぁ、レンジ遊びでの事で、ラウンドなら残り100を切ってピンに近づけばピッチングとサンドをもって走るのが常。冬場なら7番も持つことがありますが、8割方ピッチングで寄せを狙う。んで、結局使う経験が未熟だからサンドウェッジの使い方を会得しないまま、今に至っちゃった。だもんで、ウェッジのフォルムは機能じゃなくて結局は好き嫌いで判断。遊びですから、それも良し。