Mizuno Pro MS-SB
古鉄ミュージアムとのリンクを期待する定点観測ネタです。古鉄ミュージアムにはサムネイルのアップが出来そうもないので、このブログをリンクとして継続を試てみますが、それは結果次第としておきます。
Mizuno Pro MS-SB
んで、今回の定点はミズノプロSBSBとはセベバレステロスの事と理解しておりますが、ミズノ製品には専門的ともいえる知識経験をお持ちの方がいらっしゃるわけで、このブログでは素人なりの周辺情報から探ったものをまとめてみました。もともと、ミズノプロというモデルはミズノスタッフから始まったとのことですが、輸出を前提とした時にウィルソンからスタッフのネーミングを使う事にクレームがついたとの事。既にウィルソンスタッフが固有のモデルとしてマーケットから認識されているという弁護士のお仕事が盛んな国の事。
Mizuno Pro MS-SB
BMW
Z4というオープンカーが出た時は日産からフェアレディーZにネーミングの優先権があると主張され、Zだけでの表記は規制されたとの事。でも日本でもジャガーのマーク2というサルーンが登場した際に、トヨタ様からマークツーは固有のネーミングであるとクレームが入ったという歴史がある。でも結局権利に曖昧な当時の日本、市場ではマーク2で通用したもの。
Mizuno Pro MS-SB
ってぇ冒頭話はこれまでにして、ミズノプロとなっても、ミズノスタッフの名残からモデル名はMSのコードが使われた。これもいくらか前に若者コンペの世話役にお邪魔して、僕の持ち球はパワーフェードですと言う腕っぷし系にミズノのMSっていうモデルがね、と話し始めたら、ミズノはMPですよと話を遮られた。無理もない話です。
Mizuno Pro MS-SB
そんな時代にミズノMSの話をしたところで実りのない事ですが、MPと似て、80年代後半にはMSを名乗るモデルは10種類程度あったとのこと。MS-1からソール角が0度という解説を大事にして、しばらくMSというとソール角といった解説が続いた。メディアの解説によると、MSモデルはしばらく腕達者向けに細部をアレンジした微妙に違うモデルをリリースし、MS-11でオールマイティーモデルになったとのこと。MS-11は当時を知る方ならベストセラーになったとのことですから、ご存知の事かもしれません。
Mizuno Pro MS-SB
このミズノプロSBは、刻印にMSはないものの、80年代終わりのミズノの資料にはMS-SBとあって、いわゆるプロラインにあるモデルとされていたようです。順番はわかりませんが、ワールドワイドなプロ契約からすると、ブログ主の手元には番手抜けで苦労したミズノのセベモデルもあり、それとは違うものもあったし、鋳造と思われるセベアイアンもあった。国内に限られたことかもしれませんが、セベモデルとしてはきっと初期のもの。でも、マクレガーのPTモデルがプロデビューの頃のモデルとあって、ダンロップのリミテッドにはPTのセンタードットのパーシモンが再現されている。
Mizuno Pro MS-SB
アメリカでの契約下にはサウンダーなんてのがあって、うっす~ぃソールが特徴的。番手抜けだったミズノモデルはそれに似ているかもしれません。でも、このミズノプロSBで特徴的に見えるのはソールにフラットな部分がある事。当然のようにプロの監修するアドバイスが変化のないはずもなく、この時代にはそれがベストという意見があったのかもしれません。と言いつつ、それがアマチュアにも通じる変化かというなら、ブログ主レベルでは大した違いも感じられません。ただし、さすがに天下のミズノ、MS-11の登場を前にしてとても扱いやすいのがビックリポンだし、ある意味没個性でもある。
Mizuno Pro MS-SB
二鉄はアメ横量販店のオリジナルですが、ヘッドのフォルムに加えてセルの長さも同じ。ブログ主的には同じモデルにも見えたのが興味深い進化でもありました。