Macgregor Tony Hsieh 312
マクレガーのトニーシェ312メモリアルのアイアンをレンジに持ち出しました。ブログ主にとってはなんだか久しぶりのマクレガー。どうやって打っていたっけかって記憶を辿ってみました。っつっても思い出すネタもなく、ブログ主的にはあくまで自然体。いたずらに長くなってしまったキャリアの中で板についたアドレスから入る。
Macgregor Tony Hsieh 312
とりあえずスクエアにスタンスを取ってから、おもむろに右足をボール一個分程ひく。左足は踵の位置はそのままにつま先を少し開くのです。すると気持ちオープンスタンスになるのですが、さらにフェイスはちょいと開いてアドレスするのです。このスタンスはどんなモデルを持ってもはじめの一歩として共通し、モノやその日の調子によって変えてはみるのですが、マクレガーの場合は常にこれ。スタンスを開いてフェイスも開くってぇのはとんでもなく右へ飛び出してもおかしくないのですが、グリップをへそ前からちょいと左へ寄せて、いくらか調整しているのかもしれません。
Macgregor Tony Hsieh 312
これでコンパクトなブレードのマクレガーで打点をヒールに意識して外にウリャーッと振り出して見れば、楽しいドローが出るのです。ちょいと工夫を加えるなら、マクレガーでもモデルによって打点の位置がセンターだとか、低めとか高めとかがある。これはボールの位置を変えることで対応が容易だったりする。打点の高いモデルはいくらか中へ寄せてみて、低めのモデルは左足に気持ち寄せるのですが、センター寄りの打点のブレードは若干ボールを遠くに置いてみたりする。としてもどんな時もとにかく、内側から下ろしてきて、外に振り出すこと。さらに頭を残し気味に振り切ることも大切。ってんで、これをトニーシェに適用してみました。
Macgregor Tony Hsieh 312
したっけ、短い番手からサクサクと手ごたえが気持ちよく、やっぱマクレガーはこれだわって感じ。ゼミのOB会みたいによぉ、久しぶりぃってところであります。と言っても齢を重ねた容姿に変わっているわけもなく、学生時代のまま。ここのところハゲプロ直伝アドバイス、右腰返しで調子いいのですが、このスタイルでそれをやってみると左へギュンギュン引っかかる。
Macgregor Tony Hsieh 312
ヒール打点とブレードを返す意識を強くして振り回して見れば、こりゃたまらんってぇのがマクレガースタイル。残念ながら謝敏男プロのスイングスタイルが全く記憶にないのですが、ブログ主の標準スタイルで気持ちよく当たっちゃう。メモリアルモデルではありながら謝敏男プロのアドバイスがどこにあるのかもわかりませんが、東洋の企画モデルであるとするなら、この頃のマッスルスタイルのスタンダード。ブログ主的にはコンパクトなブレードというよりは、サテンモデル時代のマクレガーは若干長く感じるのですが、打ち方は同じ。でもホーゼルは若干高そうで、ネックの造形はホーゼルの外側ではなくシャフトの外側の延長線上にリーディングエッジのあるストレート。
Macgregor Tony Hsieh 312
開いてアドレスしたことで、無意識にヘッドを返しているらしく、ソールのシルエットもブレードの短いモデル程極端ではありませんが、ソールはトウに向かって徐々に広くなる扇型で、意識さえあれば勝手に返ってくれそうな気配もある。ま、とにかくひっくるめて楽しいんですよ、久しぶりのマクレガーモデルが。シャフトはバンドにオリジナルのベロシタイズドとありますが、これは訳してみるならロケット発射ってなことになるでしょうか。硬度は400Rとあって、オリジナルに見えていますが、ダイナミックゴールドと思われます。それも暗示ですが、ならばそれも慣れたもの。
Macgregor Tony Hsieh 312
いつもの球数よりはかなり少ないところで満足しちゃったのがこの日のレンジでした。久しぶりのマクレガーはとてもお元気でした。