Mizuno Pro SB
ミズノのSBを打ちっ放しへ持ち出しました。いつもならレンジへ持ち出しましたなんて表現するのですが、なぜかこのモデルを楽しんだ後には打ちっ放しって感じがした。
Mizuno Pro SB
なぜかっていう接頭語を使っているからには、その理由ははっきりとは分からないってぇ事なんですが、タイトルにある通り、楽しいモデルだったからってぇのがその背景かも知れません。このミズノプロSBが提供からやってきたのは3番から11番にサンドウェッジの10本。実は二鉄とのマッチングばかりを考えていて、11番があったことなど手元にするまで気が付いていなかった。年式を探るなら87年のカタログ年鑑的印刷メディアに掲載されているし、88年のミズノの広告にミズノプロの一つとして掲載されている。その頃のモデルだとすると11番がセットってぇのはとっても珍しい事。
Mizuno Pro SB
振り回して見れば11番はフルショットして100には届かないロフトで、10番の飛距離は100って辺り。11番の飛距離はビシッと当たってという前提付きですが、腕達者の皆さんにはこうしたロフトの番手は重宝されるのでしょう。ただ、いまだにブログ主はこの手の番手の使い方を知らない。
Mizuno Pro SB
まぁ、未熟ゆえ仕方ない事として、徐々に長い番手に持ち代えるわけですが、お手入れで観察したとおり、フラットなソールがなんとなく手応えに影響しているような感じがある。それはレンジマットでの感触に限られたことかもしれませんが、意識せずともソールでドンという手応え。8番くらいまでのロフトならちょいとくらい芯を外したとしてもたかぁ~く上がって、このころのモデルとしては距離も出ている。んで、7番に変えてみるとちょいと雰囲気が違った。8番までは最近ハゲプロにアドバイスいただいたように右腰当りでヘッドを返すイメージで、体の正面でインパクトを心掛けていました。
Mizuno Pro SB
ところが7番になるとシャフトが良く弾いて、8番までとは違う感じがしたのです。実はってぇのが、7番だけリシャフトされたようで、ダイナミックが挿してある。挿し替えられたシャフトがダイナミックゴールドじゃなく、ダイナミックってぇのがえーぇじゃないですか。ちょっと気をよくしてぶんぶん振り回したら、やっぱりダイナミックはブログ主のスタイルに合っているらしい。
Mizuno Pro SB
心地よいインパクトが連発し、やっぱりこの時代の7番よりは飛距離が出ている。もしかして腕達者の下でロフトの調整をされたのかもしれませんが、ベンダーの痕跡もなくその辺は不明です。となると長い番手もいくらかロフトが立っているのかも知れない。するといくらか繊細さも増すのが普通。オリジナルのシャフトはパワーアークというスチールですが、資料にはあるものの、どんなシャフトだか説明はない。ダイナミックとの対比ではいくらか軽いのかもしれません。でも、やっぱりミズノが採用しただけあって、ちゃんとした機能があるらしく、インパクトが当たり損ねの手応えでもしっかりと距離が出ている。
Mizuno Pro SB
流石に天下のミズノモデルとしか言いようがありませんな。腕達者向けのMSモデルの中にあって、これがセベの監修によるものなのか、扱い易いというモデルなわけだ。ってんで、6番から3番までは打点を意識しつつ楽しい時間を過ごしたわけで、ふぅ~ンなるほどと納得した時には、いつもの球数の半分くらいしか費やしていなかった。グリップは当時のオリジナルでかなり草臥れていて、これを挿し替えてやればもっと扱い易くなるかもしれない。思い出しましたが、このフラットなソールは、なんとなくTN87のオプションウェッジみたいな雰囲気です。
Mizuno Pro SB
同じミズノ、同じ頃のモデル。で、早々にセット物には納得して、二鉄との相性やいかにってぇ話は次のネタに。