Golden Ram Pro Tour
ゴールデンラムのプロツアーをレンジへ持ち出したネタであります。抜けた3番は別にして、はてさて、どんなモデルか。イメージはサークルラムで記憶を呼び覚まそうとするなら、時間がかかりましたが感覚が戻ってくる。打ち込み過ぎず、しかしスイープでもないスタイルで、コンパクトなブレードでも打点を特にヒールに意識することもない。
Golden Ram Pro Tour
ある意味素直で扱い易いのですが、当時サークルラムを振り回していた頃は、こんなモデルを扱うにはヘッドスピードが必要と勘違い。ぶんぶん振り回して、ガンガン打ち込んでいたものです。そんなスタイルでも若い頃は当たることもあって、それが正しいと思い込んでいたのですが、力感を控えてカジュアルに振り回すならすんばらしい手応えで高い球が出ると知るのはかなり後の事。ってんで、その感覚でホヨッッと振り回して見ればいやいや、こりゃえぇわぁ~。初めのうちはトップ気味だったり、いろんな球が出ましたが、こうだったねぇって思い出すならプロツアーはプロクラシックリミテッドと何が違うんだってぇ興味に変わる。
Golden Ram Pro Tour
でも、この日に持ち出したのは抜けた3番だけだったので、その直接比較はまた改めて。ただ、知識からするとプロツアーの最大の特徴はキャンバーソールってぇ事で、ソールのリーディングエッジとトレーディングエッジが丸く研磨されているところ。神髄はラウンドの芝の上でしか分からないかもしれませんが、レンジマットでも滑りが違うかもしれない。思い出すなら、摩擦で緑の膜が張り付いた昔のレンジマットだと、いい当たりの時はキュッて音がしたものですが、今のマットはそんな音も出ない。なんて思いながらネタ用のデータを収めてみたのです。パターンとして7番と5番を主に収めているのですが、実は磨いていた時から気になっていたのは、5番のソールの損傷が激しい事。
Golden Ram Pro Tour
いつかの所有者が余程しつこく5番だけ練習したのかと考えたのですが、そんな損傷が目立ってもおかしくないウェッジはそれほど傷になっていない。もちろんサンドウェッジはそれなりですが、それは使用痕。これをお天道様の下で見るなら、加工研磨されている様にみえた。リーディングエッジの丸い研磨を削り取ってエッジをシャープにしているようで、モデルの特徴を意図的に消去させてしまったらしい。ついでに詰まらないことに注目してみるなら、このブランドの特徴の一つ、使い込んでいくとフェイスの打痕のメッキがはがれてニッケルメッキが見えてくる。
Golden Ram Pro Tour
するといくらか黄色っぽく見えてくるのですが、腕達者の元で使われたラムアイアンのフェイスは打点だけが黄色くなって、それがかっこいいと知る者も多かった。ただし、このプロツアーではヒールからトウ側まで、各番手で広く黄色くなっていて、打点を一定にできる持ち主のところにいたわけではなさそうだ。つまりは、扱いに苦労していたオーナーさんが、なぜかソールのシルエットに疑問を持ち、5番だけ丸いエッジを削り取ってしまったようです。まったく残念なシルエットですが、持ち主なら何をしようとも自由。となると、他にも疑いの目が向くのですが、例えばネックのフォルム。
Golden Ram Pro Tour
ロフトやライ角がいじられている可能性もある。すると、この時持ち出した他のモデルと並べてみるなら、プログレッションに明らかな違いもあった。ただ、曲げ調整のジグの痕跡はないし、同じフォルムは他のモデルにもあって、そこまでは手が入っていないと見た。まぁ、その5番に何の違和感もなかったブログ主、手が入っていようがいまいが、何度も見送ったプロツアーを、やっと楽しめるようになったのは事実であります。

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