Seve irons
日本文化ではほとんど意識することが無いのですが、世の中多くが契約の元にある。ネットで何かに申し込んだりすれば、規約という文章が長々と現れて、最後に同意するをクリックしないとその先へは進まない。この同意という意思表示は一定の契約の元に、商品の提供とか、サービスの提供が約束される。
Seve irons
契約書を必要とする取引なら紙面に署名捺印する。企業間のビジネス取引なら法律に照らし合わせながら専門家にも確認して、その後のビジネスに不利にならない様、十分に確認するものですが、個人でも、家とかクルマとか大きな取引には厚めの契約書を交わす事もある。そんな時には実印というハンコを使うわけで、今でも自動車の登録にはその印鑑が必須、いくつかの書類に捺印することになる。昔は役所やその出張所に出向いて使い道を尋ねられながら印鑑証明ってぇのを取得し、書類に押した印鑑が本人の登録印鑑であることを証明した。
Seve irons
今ではマイナンバーカードを持っていればコンビニのマルチコピー機で取得できるようになった。それも役所で手続するよりも50円安いらしい。最近そんな機会があったので、久しぶりに実印を引っ張り出してみた。ブログ主世代なら社会人になって。個人が揃えるものとして実印と銀行印ってぇのがあったものです。いや、ほんとに久しぶりに実印を捺印してみた。そういえば銀行印もネットになってから持ち出したことがない。するってぇと実印や銀行印をお持ちでないという方もいるのでしょうね。
Seve irons
ってんで、今回ネタは契約ってぇ話。主役はセベバレステロス、正式にはセビリアーノバレステロス。その名前のゴルフ場もあることから、スペインのプロであることは知らなくても、聞いたことのある名前かも知れません。知っての通り、世界を股にかけて活躍するプロってぇのは、そのフィールドごとにクラブをはじめとした持ち物のスポンサー契約をしていることが多い。
Seve irons
どんな分類かはそれぞれでしょうが、例えばクラブならUSPGAのフィールドではダンロップ、アジアンサーキットではミズノ、欧州PGAでは別のブランドってなことがある。ってんで、別のブランドってぇのにサウンダーっていうブランドと契約したセベモデルが残るわけです。例えばミズノがアジアサーキットなのか、はたまた日本のフィールドに限った事なのか適当に書き留めましたが、トーナメントでのクラブ契約とは別に、販売製品にネームを借りるという契約もある。それが9番の欠落したミズノアイアンだったりするんですね。この趣味ではバレステロスのモデルというと、ダンロップの限定モデルが思い浮かぶ。
Seve irons
手にしたことはありませんが、そのウッドは、マクレガーの60年ごろのPTを模したセンタードットのパーシモン。これはクラシッククラブブームの産物とも言えるかもしれません。サウンダーを手にした頃に資料をあさってみましたが、このモデルはSB-IVとあって、4番目のモデルと刻印があるわけだ。
Seve irons
となれば1番から3番はどこにあるんだとか、5番もあるんだろうかという興味に至りましたが、いまだにこの疑問は解決されません。話は飛びますが、以前研修生がキャディーに付いたラウンドで、ブログ主の重くて硬いアッタスシャフトを振ってみてもらったことがある。大いに興味を抱いたようですが、使ってみればいいじゃんと気軽にコメントしたら、契約があって触れもしないんですと返ってきた。
Seve irons
加えて社会人の後輩に大学のゴルフ部からタイトリストのスポンサー契約を継続しているのがいて、クラブは契約価格、ボールが提供されるものの毎月だか半年ごとだか、詳細な報告書を出していた。そんな印象からすると、自由じゃないなぁって思った事がある。ストロークが実入りに直結する皆さんとは違うわけで、趣味には無用なのが契約ですな。