Osawa classic
現役の頃のお仕事で長かったのはブランドマーケティングだったのでありますが、当初はブランド戦略というコンセプトは新しい考え方だった。
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専任で取り組んで数年の後に横文字のセミナーを代理店から紹介され、大学の先生も加わって、これからのマーケティング戦略はこうあるべしを解かれた。でも、実務ではとっくにそんな工夫を凝らしていた受講側にとっては、とっくに取り入れている手法ばかりで、休憩時間に代理店に文句を垂れてやった記憶がある。
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日常的に依頼している仕事の意味をわかってるんですか、って。結果に何を求めているのかしつこく説明したよねぇ、ってね。それが聞こえたのか大学の先生が話に割って入り、広告戦略てぇのは、と持論を展開し始めた。それを外資の若造は、あのぉ、そんなことは十分承知の上、手順としてメディアが求めるクリエイティブは、見た目とか映像とかオリジナルの訴求ポイントをボヤカスことなくメディアに合わせてサイズを変えたり、長さを変えるのにとんでもないコストがかかるってぇ本音の話をしたところ、大学の先生は初めて聞いたとおっしゃった。
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外資の規模ではメディアを厳選し、限りある予算に収めるために代理店の力ってぇのが大きく左右するとも続けました。したっけ、横文字の講師さんが入ってきて、日本のビジネスの大きな不思議は商社と代理店と決め台詞。外国ではメディアを買う代理店というのはなく、広告主は直接メディアと交渉する。手数料ビジネスがセオリーの通じない日本のマーケットを特殊なものとしているという結論にも至ったのです。まぁ、それも昔話。企業が製品を売り込もうと広告や雑誌記事、これも後に理論の一つとなりましたが、有名人に使ってもらって広く知ってもらうなんて言うセレブリティーマーケティングなんてぇのを駆使し、マーケットにイメージを植え付ける。
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でも、広告のコピーがそのままイメージになるというのは稀で、その製品を買って使ったユーザーが印象を作り、それを第三者が観察してさらにイメージを作る。ってぇ事でNの次、オオサワが登場します。多くがイメージするのはベンホーガン、国産ホーガンを企画した時に久津間巨匠が監修に加わったという誰かがまことしやかに語り始めたことに始まる。当時ブログ主もこのイメージがあって、フックを嫌ったホーガンが企画したモデルで、左へ行かないモデルだというメディアの記事をはじめ、先達の語るイメージから天下のスライサーが使うものではないと信じていた。
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ところが、ホーガンエッジを紹介に来日した本国のお偉いさんに珍竹林がインタビューした記事があって、左へ行かないモデルなんて初めて聞いたと本家はビックリポン。エイペックスシャフトは軽いと言われるけど珍竹林が精密に計ったらそんなことなかったというコメントに、軽量を意識して作ったシャフトではないと一刀両断。
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ついでに久津間巨匠も初めのモデルにはかかわったものの、その後の発展系には一切かかわっていないとニューモデルの3行ほどのコメントの中で語っていた。つまり、マーケットが持ったイメージは全く意図していなかった事というわけだ。ならば、オオサワと言えば久津間巨匠というリンクも本来ないわけですが、当時も今も持ち主としてはそんな背景を語ってみたいもの。
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確かにこの趣味で初めてオリジナルエイペックスを振り回したらひっかけを連発したブログ主でしたから、打ち方からしてきっと違うんだろうなぁとは思ったものの、パーソナルやクラシック1000は明らかにトウ側が軽い。そんなモデルでひっかけを連発するのはやっぱりスタイルが違うってぇのがホントなのかもしれませんけどね。
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てんで今回はオオサワモデルを並べてみました。今回ネタはなんだか支離滅裂だぁ。

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