Honma models
今でも続く夜のニュース番組、名物キャスターがその日のトピックに持論を展開したコーナーが、異論・反論・オブジェクションだったと思う。辛口ともいえる論評には、その経歴から蓄積されている知識や経験が裏打ちされていたし、著作も数を重ねて調査取材を重ね、人とのつながりも維持されていた方。
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ゆえに世間のジャーナリズムとはちょいと違った切り口で、なるほどと考えさせられ、思いもしないつながりを指摘したり、信頼できるものでもあった。まぁ、当時は視聴者としてのブログ主も未熟者だったし、語られるテーマについては微塵の知識もない事も多かった。それもその時の環境から判断することで、テレビ的には異論とか、何かに対する反論であったり、世間が承認した事実に対してオブジェクションてぇ事をあおり、キャラクターと相まって面白みをも増した。
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ってんで、世間的には全く信用もなく、好き勝手なことを無責任に言放っているだけのこのブログで、異論と言えるネタを展開してみたいと思います。埋もれたかもしれないクラブをGの項まで至ったところ、次に控えるHで出てくるのがホンマ。何度かネタにしましたが、当時からしてラウンドに出るならその一日が楽しければ満足、それで十分のブログ主。前や後ろにホンマのプロモーションで配られたロゴ入りのキャップやペラペラのジャンパーを羽織っている人がいると、あぁ~今日はそんな日かぁとあきらめたものです。モグラのバックを持っていたりしたら接近注意。今でこそホンマのイメージは変わったかもしれませんが、プロのトーナメントよりもピリピリした雰囲気で回るのがホンマの愛用者たちだった。
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腕達者御用達というのがブランドイメージで、遊び半分派は路面店にさえおいそれとは入れなかった。今ではマッカーサー通りが突き抜けていますが、新橋の小さな神社の横にあった路面店では、若造なんぞ相手にされなかった。スタッフからしてそうでしたから、一般向けにLBシリーズなんぞを売り出してもスタッフにはその気がないし、一般は見向きもしなかった。会社の生き残りの方針とブランドイメージが同じ方を向くこともなく、結果、資本が海外へと移るわけだ。でもね、メンバーコースで同じカートにモグラマークが見えるとゾッとしたものです。
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まるで命でもかけているような態度でスコアに集中する皆さんばかりで、アドレスにも入っていないのに無駄話でもしようものなら鋭い目線を送ってくる。早く構えて早く打てよ、ってぇこちらの意図も感じ取ってか、どんどんと不機嫌になり、ラウンドパーティーの雰囲気を壊す。書き連ねるなら、もっともっと、もぉ~っといろんな経験をしておりますが、ホンマってぇのはそういう方々が愛用したクラブなのです。それがどんなモデルだったのか、実はあえて目をそらしていたのでほとんど記憶にありません。モグラのロゴがあった事しか記憶になく、でも、そんな方々もほとんど引退世代となった頃、メンバーコースの組み合わせでもお目にかかることもなくなってからのお話。
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まずはFE3000という明らかに赤トップのオマージュモデルを手にしてみた。赤トップでネタにした通り、本物の流通価値が高く手を出せない状況にあった頃で、似た様なモデルを振り回して見ようってんで手にしたのです。するとホンマってこんなに扱い易いモデルなんだって思ったもの。その後にはPPシリーズで、985つながりの717に始まり、日大系の737、ならば現LPGA会長の727と手を伸ばしたわけです。ってぇと、こんなに素直なモデルを使って命かけるほど真剣に向き合わないとスコアにならなかったのかいな、なぁんて思う現代であります。
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ホンマファンの皆さんにはごめんなさいの異論ですが、異端児の戯言。PPはあと117かぁ、なぁんてね。

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