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年初の震災では、東京ローカルのテレビ局も特番になったことでいくらか話題になった。その正月の特番の一つだった都市伝説ネタの番組を何の拍子か、ちょいと見てしまった。
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メキシコまで撮影に行って宇宙人のミイラとかを触ってみて、都市伝説芸人が大興奮していたのが記憶に残った。しかし、今度は国営放送で世界の不思議の真実を科学的に解明している番組も、何かの拍子で見てしまった。すると都市伝説の宇宙人ミイラの話も出てきて、突如として政治的な会議での発表の背後には選挙があったり、既に科学的に解析された偽物であるという話までされていた。タイミング的にこりゃおもろいと興味を持ってしまったのです。はしゃいでいた都市伝説芸人と、冷静な女優さんの語りのどっちに真実があるのか。
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でも、テレビ番組にそんなことを求めては面白くもないもので、どちらもエンターテイメント。鼻先で笑っているのが多くの視聴者で、スポンサー獲得のための民放の方がその度合いは高いもの。なぁんてことを思っていれば、ネットの世界も同様らしく、誰かが何かを語ると、それをネタにして違うとか、そうじゃないなぁんて書き込む方も多いらしい。スレッドの主にそれをコメントするならまだしも、しれッとご自身の書き込みにリンクを張ってフォロワーで盛り上がる。ただ、そんなこたぁネットの世界では自由なこと。ブログ主自身も自分の好きなことを書き留めているつもりですが、ただ、どこかにそんな思いを匂わせる行間があったかもしれないと自責の念に駆られます。
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既に世間の潮流からの異端児を自認し、誰も興味を持たないパーシモンにスチールシャフトのマッスルバックを愛用している身からすれば、何を時代遅れなことをと思われる方も多い。メンバーコースでの組み合わせでは、やっぱりそんなセットを持ち出して、再雇用のキャディーさんとの会話になごんでいれば、面白くないという表情、しぐさの同伴競技者もいらっしゃった。
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会話ではパーシモンと言えばケネススミスなんてイメージされる方もいて、そんな話が出た途端に、あれは積み木ヘッドでしょなんて言い放った方もいた。という事は経験者であっても、ソリッドヘッドがあったという事はご存じない方。としても興味もなければそんなもの。いつも話題にしますが、マクレガーをマックと呼ぶ世代には、ブログ主的なオタク話は通じることが無い。ただ、多くの場合、親が使っていた何とかのクラブがあったとか、もしかしたらまだ残っているかもという話も出てくる。以前のメンバーコースでは、組み合わせになるブログ主よりは世代が上の方も多くて、何を使っていたとか、どのメーカーの何とかどうだったなぁんて話も出て、もちろんそれは今もお持ちですかと伺うのがごあいさつ代わり。
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当時の話を興味深くうかがうのですが、中古流通が無い時代にはゴルフを始めるという若手にあげたとか、出入りの業者が興味を示したのであげちゃったとかというのが顛末。そんな時に注意するのは、今ならたばこ数箱分の価値で手に入るという話はしない事。当時からすれば、当たり前ですが結構な価値で手にされた皆様なわけです。
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至らぬとはいえ、趣味の話でもお相手の興味を見極めながらでないと、楽しいラウンドの一日にならないのです。今でも変わりませんが、大スライスを打ったら数本を持って走るという若かりし頃は、未熟者を気遣う視線で過ごせたものですが、現代チタンを振り回す皆さんの飛距離に、パーシモンの当たり損ないが届いてしまうこともある。たまたまロフトのあるパーシモンを使っていて球筋を見て思わず、あぁ~上がりすぎ、全然届かない、なぁんて口にしてしまったら、私たちの飛距離とそんなに変わらないじゃないですか、と微妙な表情で言われたことがある。
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変なクラブを楽しむには時として、そんなところにも気を使う必要もあったりするのですねぇ。でも、あくまで趣味は自由に楽しむのが健全だと考えております。

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