Zett Arcadia pro model
今時のコミュニケーション、ネットオークションで落札し次の連絡は発送案内。昔はごあいさつ程度のメッセージと、受け取り手続きをしてくれないとお金が入らないんで、よろしくというたコメントが届いたもの。もっと前なら、お気持ちもこもったご挨拶があって、よろしくお願いしますってぇメッセージに、落札側もご挨拶を返したもの。
Zett Arcadia pro model
そこに落札品への思いを込めたコメントをすると、お返事も頂き、商品に不備があったら何でも連絡してくれというのが、今や古き良き時代のオークションの事。ノークレーム、ノーリターンをNCNRと略し、メッセージを送るよりもシステムにある定型の段階を踏むだけで。個人的なメッセージなど存在しない。別に商品が提供解説通りで、無事に届くなら一向に構わんのですが、デジタル時代の人のつながりを必要としないコミュニケーション。今回の提供ではありませんが、番手抜けのアイアンを補完しようと半端なセットをネットに見つけた。そこでバラ売りの問い合わせをしたのです。ウッドやユーティリティーにパターを含めた寄せ集めのセット販売で、アイアンも番手抜けの状態だったんで、既にゴルフセットという代物ではなかった。んで、バラ売りの可能性は高いかもしれないと考えたのですが、お断りのお返事。加えて、これはセットであるから一番手だけバラで売るなど考えられないとの事。残った番手の事を考えてみろとのお返事だった。
Cat Maison
ついでに、同じ提供者からの別の掲出には、同じアイアンモデルの長い番手が2本ほど含まれていて、それもかなりの提供価値を見込んでいるらしい。売り側は思った通りにすればよいのですが、提供モノの使い方や価値を深くはご存じないリサイクルショップ。例えばパターだけ、バックだけ、ウェッジだけなんて言う提供をすればセットでの掲出価値を簡単に超えるとアドバイスしたくとも、いただいた反応で、余計なお世話だろうなと遠慮する。最近知ったのですが、こうしたショップの場合は商品の写真を納めたらその場アップロードして梱包し、倉庫保管というのが標準らしい。
Zett Arcadia pro model
売れれば梱包に書き込んだ商品名でピックアップして発送する、ってんで送料カテゴリーは事前に決まる。まぁ、番手補完もご縁の話。抜けた番手だけが1本ふらりと現れることは当然のように稀なこと。んで、夕食後に届いた発送連絡の翌日の昼間に今回のモノが届いた。ゼットのアルカディア、プロモデル2000の二鉄であります。ネタの通り、番手抜けのアイアンと一緒で、そっちのモデルはアルカディア、プロモデル1000。実は、このモデルの詳細を調べてみたのですが、結構古いものなのか、はたまたマイナー過ぎるのか、何の情報もない。
Zett Arcadia pro model
ただし、87年のカタログ年鑑的メディアの資料になんとなくの情報を発見。それは別ネタにとっておきましょう。ってんで、この二鉄、シャフトはオリジナルのシャフトバンドがあるものの、軽量を思わせる表示はない。手持ちのセットを事前にアナログ計測するとバランスはC0からC4といった程度で、重さは75番、3番を料理用の秤に載せてみると、380g前後といったところ。とすれば当時の標準より20gくらい軽いことになるんでしょうか。
Zett Arcadia pro model
軽い頭で重さも軽いとなれば、例によってブログ主的には余り得意ではないカテゴリーですが、趣味を楽しむにはこれも使いこなしてこそ。ハゲプロに打ち方を伝授いただきましたが、まだこうした軽いアイアンをラウンドにあえて持ち出すという、余裕のある選択はしたことがない。せっかくセット物として二鉄も揃ったコンプリートしたモデル、今年もそんなことにも挑戦してみるのが課題としておきます。