Golf Tech θ iron
最近コンビニに出入りしているとクーポン付きの商品に出くわすことが多い。販売レベルでのプロモーションなんでしょうが、一つ買うと数日後、翌週の一週間のうちにもう一つかもしくは同等価値のモノが無料でもいただける。
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飲料の新発売プロモーションもあれば、従来品のテコ入れプロモーションもある。ちょいと前には午後ティーを一本買ったら、10日間ぐらいの間に二本無料になった。こりゃびっくりのお得でした。ポテチなんかも老舗のノリ塩を買ったら翌週からの一週間に限定品なのか新製品なのか無料キャンペーンときた。何度か続くと、好みじゃなくてもそれを探すようにもなっちゃう。ってんで、普段は買わないお茶の新製品もそのクーポンに惹かれて買ってみた。まぁ、お茶はお茶でしたが言うなれば半額なわけで、100円自販機と言いながら100円商品の無い自販機よりはお得感が満載。
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地方の田舎道沿いにあるマイナーメーカーの飲料じゃないところがこのキャンペーンのポイントですかね。ってんで、今回の紹介ネタ、これはある集団には決してマイナーではないブランドのモデルです。一般人はあまり聞いたことがなかったブランドですが、ゴルフテックというブランド。90年ごろのトップアマのクラブとして多くの愛用者がいたらしい。
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ゴルフのアマチュア規定というのは何やら細かい規定があるらしく、今は知りませんが、ちょいと前は賞金はもちろん受け取ることもできないし、招待されても交通費や宿泊費は自前でなければならなかった。きっとクラブの契約なんかも支給品を受け取れないだろうし、代金を支払わなければならないのかもしれない。
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ってぇ事は適度な割引もあって、機能からして優れた素性のクラブを選んだ結果としてゴルフテックというブランドを選んでいたのかもしれない。こりゃただの想像です。この趣味で言うなら、ゴルフテックにはパーシモンのソールプレートを工芸品のようにインディアンの横顔に加工したものがあって、何とか一つ手にしました。トップアマの皆さんが使ったものとは別でしょうが、アイアンなら工房調整もきっと個々に合わせて親身に扱ってくれたことでしょう。調べてみると住所は横浜にあって、ゴルフ用品店としての現存しているのを少し前のグーグルマップのストリートビューに確認しました。
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店頭にはバードキャッチャーというブランドのスローガンも健在で、このブランドの総本山であることは間違いない。そう遠くない横浜ですが、いまだに訪ねたことはありません。近くには同じ名前のレッスンスクールもあって、用品店では継続が難しい経営を親族で多角化したのかもしれません。これも想像の話で、このモデルを手にしたときはもちろんそんな背景など全く知らず、山型のバックデザインにマクレガーのM85のイメージを重ねてみました。
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当時の流通でもこのブランドの知名度はなかったようで、パーシモンとは違って競合もなしにお手頃だった。θゴルフテックという刻印がソールにありますが、θはきっと何かを表しているのかもしれません。単純にアマチュアがこのクラブを振り回してみると、至極当然なモダンマッスル。
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ブログ主的にはいくらか強めのオフセットがありますが、顔はすっきりとスポルディングみたいなイメージもあって、優しい顔。ブレードもバックデザインの妙で、ネックまで造形を凝らしているゆえにブレードが長く見える。山型に見えたバックデザインもトウ側へのウェイト配分がしっかりあって捕まりはよく、操作性も高かった。ドロー系のヘッドに見えますが、ひっかけを嫌うトッププロが好んだヘッドとは違うんでしょうね。アマチュアブログ主には扱いやすいモダンモデル、お店が健在なうちに横浜へ出向いてお話を聞いてみたいものです。

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