Asics Pro Grind
アシックスのプログラインド、重い右肘と左肩、半月板損傷の後遺症のある左ひざを抱えてレンジへ持ち出してみました。書き連ねるならそんな状態で振り回せるはずもなさそうですが、まぁゆっくりと様子を見ながら30球も振り回して素性が分かればいいかなってぇ感じでお出かけ。猛暑も午後も深くなるなら風も吹き始め、打席に備え付けの扇風機を最強にすれば耐えられなくもない。
Asics Pro Grind
バイクに乗っていた若かりし頃は半そでとかで乗り回していたこともありますが、いい年になって怖さを理解するなら半そでじゃ怖くて乗れなかった。短パンなんてもってのほか、エキゾーストに触れたらとんでもないわけで、必ず長パン、裾がステップに引っかかるもの恐ろしくて、ちょい乗りでも半チョーカーを履いたもんだ。真夏にレザーの長袖ジャケットなんてぇのは今では自殺行為ですが、メッシュの合皮ジャケットをTシャツの上に羽織って乗り回すと汗の蒸発に伴ってすんごく涼しい。高速に乗ると寒くもなる。そもそも人が汗をかくのは気化熱で体温を下げる効果もあるわけで、この日のレンジでもじわっと汗をかきながらでも自然の風と最強の扇風機が快適だった。んでそんな気分で振り回したプログラインドはどんなだったのかってぇネタであります。
Asics Pro Grind
クラブを持ち上げるだけでずっしりと重さを感じるのは、ブログ主的には期待大。軽く素振りをするなら、右肘は何とか格好になるのですが、左肩は相変わらず高いフィニッシュを取ると厳しい。膝にはレンジでなら大した影響もなく、ピッチングからかぁるく振ってみた。ここのところの情報収集で、スクエア打法の高橋勝成プロを意識してしまうわけで、その打法というよりは、常にスウェイ気味のブログ主のスタイルを絶対に頭を動かさないスタイルにこだわってみた。するとガツンと言う手応えばかりでも、ちゃんと距離が出ている感じ。手応えが良くないのは適正な打点にあたっていないわけで、なんだろと工夫を凝らしながらも徐々に長い番手に持ち替えるのですが、どれも手応えに爽快な感触がない。いやいや、さすがにこれは手強いのかも知れないと慎重に小さく振ってみました。
Asics Pro Grind
打点を探りながらセンターからヒール、フラットに振ったり上から打ったりやってみた。したっけ、これかぁってぇのがまるでマクレガーかってぇくらいのヒールの高めに手ごたえの良いところがあった。まぁ、久しぶりなんでそう感じただけかもしれませんが、この日の調子で言うならそんな結果。ヒールの高めで打てばいいってぇの分かると体に慣れ親しんだマクレガースタイル、ちょいとハンドファストにアドレスしてフェイスを気持ぉ~ち開いて内外に振りだしてみた。したっけ手応えはこりゃたまらんになったのですが、右に出た球が戻ってこない。ただ、その球筋は力強くていい感じです。ならばフェイスをスクエアに戻してみるなら見事なストレートになる。
Asics Pro Grind
基本のホの字、頭を動かさないってぇのはボールが当たるようになった初心者の次の段階でのアドバイスですが、高橋勝成プロほどではないにしろ、頭を動かさないってぇのは効果てきめん、フォローで少しでも早く顔が上がると右や左に球が暴れた。30球程度の様子見のつもりが、いつの間にか結構な球数をこなし、体調的にはフィニッシュが気になるくらいで結構なストレッチをした気になる。それだけ心地良いレンジなったのであります。しかして、改めてフォルムを観察すると、それほどヒールウェイトにも見えないし、マクレガー的フォルムとのリンクはない。もしかしたら工房調整でホーゼルにウェイトが入っているのかもしれない。だとしてもやっとこさ手にしたプログラインド、果たしてふさわしい持ち主かどうかはブログ主が語ることではなさそうです。