classic irons
赤トップの検索から話題が派生。赤トップはもちろん古いモデルで、1963年というよりも、1980年代の復刻版をもとに語られるネタの多くに、古いアイアンは飛ばないとされる。古いから飛ばないという一点張りで、そこに違和感。
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ただ、ウッドについては素材が変化して大きなヘッドになったというよりも軽くなったことで長くなった。そこにはカーボンシャフトの発展も伴って、物理の法則の一つ、遠心力によってヘッドスピードが上がった。エネルギーは質量に速度の二乗を掛けて算出されるわけで、それがMVの二乗という公式。スポルディングの一時期のアイアンに刻まれましたが、重いものを早く振るのがエネルギーの基本。
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ウッドヘッドが大きくなったのは、飛びよりも打点を大きくする扱いやすさで、いい球の出る確率が上がったことで、古い道具よりも飛ぶようになったと勘違いさせているのです。ってんで、アイアンの飛距離のお話。いくつかの要素を除いて簡潔に語るなら、ロフトと長さが基本。ブログ主的な古道具の基本はニクサブロウ、5番が29度、7番が36度。3度から4度の番手ギャップで各番手が揃えられる。これを今時のロフトに当てはめて番手に言い換えるとほぼ2番手違うらしい。
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パー3のショートホールで今時キャビティーの皆さんと番手を比較すると、ブログ主が5番のところ皆さんは7番くらい。そこで古いクラブだと飛ばないんですねぇなんて話になると楽しいひと時。同じクラブですよってんで、並べてみれば長さはほぼ同じ。ディーグラウンドではアドレスした景色のロフトもこれまた同じなわけ。お相手は興味がなければ話はそこまでですが、ロフトに興味がある方なら、こうして比較できますよってんで、水平な場所にフェイスを押し当て、シャフトの傾きを比較する。するてぇて、あらまぁ、ほんとだになる。
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これは新しいものを売ろうとするメーカーの生んだ企画で、誰よりも飛ぶアイアンなんて言っても、9番のロフトが昔の7番と同じなら、経験者ほど騙されてしまう。レンジの試打会で、8番で160というアイアンを振り回してロフトを聞けば、それぐらい飛ぶのが当たり前で、加えていくらかクラシックモデルの同じロフトよりも短くて扱いやすく、モダンシャフトの力も借りて、実に打ちやすかった。
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簡単に言うなら、新しいモデルだから飛ぶなんてぇのは幻なわけで、少なくとも古いアイアンが飛ばないというのは、ロフトを知ったうえでもそう話すのなら、シャフトの機能を引き出せていないからですな。最近ハゲプロの動画に面白いコメントを見かけた。9番で220という話で、打ち方やら最新論理を語って実体験として語られた。寄せられる返信コメントはお笑いネタと片付けるのですが、ブログ主もそれに同意するものです。220という飛距離は今時ロフトなら4番といったところらしいのですが、5番手のギャップはロフトにして20度くらいでしょうか。フェイスを立ててなんて話なら、アドレスしたグリップは左腰から大きく左に外れる。
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インパクト時にそれを実現するなら、どうやるのか分かりませんが、体は開ききって右腰あたりでインパクトすることになるのでしょうか。加えて、2インチは短いわけで、それでも遠心力を4番並みにしなければボールは飛ばない。ぜひ動画で見せてほしいものですが、どう考えても曲打ちの一種。これは脇道としても、アイアンの基本はロフトと長さ。
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それに最新設計のヘッドは打点を大きく低くしているし、シャフトは弾き機能を備えたり、軽くなった。扱いやすさが進歩したのは認めますが、ご同意いただけるかどうかは別にして、古いアイアンが飛ばないというのはちと違うよなぁと思うのであります。