Spalding Extra Top MV2
ここのところブログ主の元で目立ってきたスポルディングモデル。流通には多様なモデルを見かけるものですが、経験と知識の不足から見送るばかり。考えるなら、豊富なモデルが当時に新品流通したということでしょう。
Spalding Extra Top MV2
90年頃までのメディアに掲載されたモデルはしっかりと記憶に残るのですが、掲載のなかったモデルはほとんど記憶にない。アメ横散歩でもメジャーなモデルは見かけたものですが、今の流通に多く登場するようなモデルは記憶にない。でも、そこにはメーカーなりの論理もあるし、ちゃんとしたアレンジの流れもある事でしょう。
Spalding Extra Top MV2
そんな中、現れたアイアンセットが、再びボールに小鳥、スポルディングのエクストラトップのMV2というモデルだった。このエクストラトップというモデルに記憶は一切なく、ただ、スポルディングにはいろんなモデルにMV2というバージョンがあるのを知っています。エクゼクティブやエリートにもあって、何らかの意味があるのかも知れませんが、検索情報に現れて来ない。それはそのうち解明するとして、何とかトップというモデルもたくさんある。多くの場合は71年トップフライトやフォーカルパワーのエクゼクティブ、時に69年のバードオンボールなんかのイメージで、マッスルバック系のモデルはなんとなく似ているような気もする。
Spalding Extra Top MV2
まだ語るべき知識や情報に満たないところがたくさんあるのを承知の上で、このエクストラトップも69年と71年のバードオンボールを足して二で割ったような造形とみます。実はピンときたのが、もしかしてスタドラー系のモデルなんじゃないかってぇことなんですな。
Spalding Extra Top MV2
実際には、ブームの最中にこれがスタドラーモデルですって言う広告があったことを記憶しているブログ主からすれば、んなこたぁないと理解していますが、その二鉄と思われる1本を手にしていることから、相方のセットとして迎えたらどうだってぇ魂胆です。並べてしまうと、違うかぁってなるのが見えているんで、それはまた次に機会にしますが、最近の登場回数からも、スポルディング特有の柔らかいコンベンショナルなフォルムはなかなかお気に入りともなってきた。マクレガーのターニクラシックの985を持ち出せば、やっぱりこっちとなるのはわかっちゃいながら、ギラギラメッキも悪くない。
Spalding Extra Top MV2
ブログ主は野生のカラスと同じで、ぴかぴか光るモノが好きなようで、それが磨いて光るなら瑠璃だって玻璃だって構わない。光るものは光らせて使いたいもの。シャフトはスポルディングオリジナルでミディアムの表示があるバンドが巻かれていますが、チップ側にはトゥルーテンパーのプリントがある。雰囲気からするとトップフライトにイメージを借りたマーケティングモデルであろうことは想像に容易い。ウィルソンには明確にそんな資料がありましたが、アメリカでのレジャーゴルフブームには、専門店やスポーツ用品店で販売されるゴルフセットよりも、何でも扱う大型スーパーマーケットに並んだゴルフクラブの方が売れた時期があるとのこと。
Spalding Extra Top MV2
そこでの販売でシェア拡大を目指して、スーパーのオリジナルブランドとしての普及品も作ったらしく、ガロンの牛乳やオレンジジュースに、5キロ単位の冷凍肉と一緒にゴルフセットが買い物カートにドスンと乗ったらしい。このエクストラトップがそんなモデルの一つとは限りませんが、往時の普及モデルにはそんな背景もあったという事。
Spalding Extra Top MV2
実を言うならスタドラーモデルにどんな素性があるのか分かっちゃいませんが、お腹のお肉のせいで、腰を回さずにぶっ飛ばすトドおじさんのスタイルは当時に真似をしたというブログ主でありました。

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