MIZUNO Craft model 911
まぁ、またお届け物、冒頭の小噺に軽快な話題が思いつかなかった。本音の感覚であぁ~やってきましたかってぇ感じのモノ。日々いろいろと情報を検索しているなら、その履歴はいわゆるビッグデータに蓄積されて、企業の販売支援をする様々な情報へのリンクが湧いてくるし、オークションなら関連商品というカテゴリーにブログ主の検索範囲で届かなかった情報が突如として案内される。
MIZUNO Craft model 911
そんな情報は、時として妄想の余地を消滅させたものもあるし、興味と提供コストの天秤で、思わずポチッといったものもある。前者の場合は楽しい妄想が終わる。しかし後者の場合はあらゆる方向へと妄想が拡大する。まぁ、今回はネタになっているわけで、後者ってぇこと。ってんで、出品者はリサイクル系のショップと思われ、迅速に届いたってぇのが美津濃の二鉄、ブログ主的にはブランドとして表面上を知るに過ぎない。英国のダンヒルなら銀座のハイソな店舗で白手袋のスタッフからカシミアセーターを買うてぇのを知っていたゆえに、出張の際に免税店の棚からワゴンに下りたセール品のウールのダンヒルを買う様なもの。
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グッチやフェンディーなんてイタリアのブランドを知っていても、農協最強時代に免税店の棚買いをした日本人が好むブランドと認知していた。しかし、フィレンツェの本店ショールームで荷物が増えたんで、安い旅行鞄を探していると伝えると、静かな上階のパーテーションで区切られたソファーに案内され、コーヒーを提供されながらそれぞれの製品を誠に丁寧に説明され輸入されていなかった実に実用的な、しかも手頃なカバンを買い求めたことがある。耐久性にも優れ本来のコンセプトを手にして初めて理解したという経験もある。ブログ主の美津濃の印象はダンヒル。本来は馬車から発展した屋根の無いのが当たり前の時代の自動車用品から始まり、括りつける大きなトランクや、レザージャケットやらゴーグルなんかを作っていたらしい。
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であるから、オープンエアで英国の気候をドライブするアウトドア系も得意なわけで、レザー小物にdのブランドロゴを入れてブランドを創造したわけじゃない。まぁ、現代ではビジネスにそんな事ぁ関係ないし、イタリアブランドも血族から権利の移転でクオリティーの伝承は途絶えた。はてさて、ここに届いたものはクラフトモデルの911の二鉄です。これがたばこ2箱に満たない価値での提供だったわけで、ならば手を出してみるでしょってぇのが免税店のセール品。ブランドロゴがあるなら製品に間違いはないだろうし、クラフトモデルというネーミングからしてなんだかそそられるってぇのがカシミアじゃなくてもウールで満足する庶民の感覚。
MIZUNO Craft model 911
とは言いつつも情報としては以前から知っていたの事実で、MSTNやらとは別の興味で認識はしておりました。クラフトモデルの情報としちゃ、他にも893なんてぇのも情報があったわけで、早速何が違うんだろうという妄想も始まる。アメリカのマッスルカーにコブラというモデルがあります。もとはACという英国のクルマですが、そのエンジンをキャロルシェルビーがアメリカンフォードに乗せ換え、当初は289で後に427に変わる。
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それはエンジンの大きさでシリンダーあたりのキュービックインチをモデル名にしたもの。今でもレプリカがたくさん存在しますが、全てはふっくらフェンダーの427レプリカ。数字の大きい方がパフォーマンスに優れるというストーリーがある。売らんかなの発展形よりもオリジナル大好きのブログ主からすれば、小さいエンジンのACに興味を持つモノですが、これもまたオタクネタ。
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早速美津濃の問い合わせ窓口にクラフトモデルの詳細を尋ねてみました。お返事も直ぐでしょうが、妄想の材料もない美津濃製品では、早々に事実を確認するのも楽しみ方の一つとしておきますか。