Walter Hagen 1960
しばらくいろんなアイアンを振り回して工夫を重ねると、原点回帰にマクレガーを振りたくなる。進歩も退歩もないブログ主の覚書テーマ。ウォルターヘーゲンのアイアンもブログ主には巡ってくるテーマの一つなわけです。
Walter Hagen 1960
既にこのブログも長い事書き綴っていますが、マクレガーならダイヤモンドバックからVIPやら985やらなんてぇのを辿って、かなり拡大しました。一方で最近は登場が減りましたが、ヘーゲンのアイアンも61年レプリカをウェッジのソールの文字が擦れるまで使いこみ、二鉄を探して歴代のモデルへ手を出してみた。マクレガーと違ってモデルラインがいくつもあるわけではなく、ヘイグウルトラがあるだけですが、2年ごとにモデルチェンジしていたことで年式違いを楽しんでいます。もともと1944年以降、ヘーゲンブランドはウィルソン傘下にあって、近視眼的観察をするならウィルソンのテストマーケティングのブランド。ドリルドスルーホーゼルはダイナパワードよりもウルトラパワードの方が早かったし、パワーバーデザインの進化もヘイグウルトラの方がモデルサイクルの半周早い。
Walter Hagen 1960
ついでにテストマーケティングらしく機能にも大胆な変更が加えられていて、年式が刷新されると目に見えて違う機能が盛り込まれていた。ブログ主的アマチュア理解ではありますが、これがホントだとしたらすんぎぇ面白くないですか。ってぇことで、ここに持ち出したのは61
年のヘイグウルトラ。ダイナパワーと双子デザインの最後のモデルと思われ、61年後半頃のモデルからはポッテリとした曲線デザインの独自路線に変わります。
Walter Hagen 1960
まぁ、それも過去に詳しくとして、久し振りのヘイグウルトラはやっぱり見知ったモデルでした。特に何を意識するでもなく、ブログ主の標準的な振りを短い番手から始めてみるなら、いやいや恐ろしく高い球で番手なりの距離を誇る。と言ってもクラシックモデルなわけで、57番のロフトはニクサブロウ、29度に36度が標準。7番ならドローで140といったところでしょうか。だとしても、飛球がすごく高い。短い番手では出球が追えない程の高さに上がります。
Walter Hagen 1960
流石に4番以上の長い番手になるなら視界に入ってきますが、5番辺りでも感覚的には7番くらい。クラシックモデルで球が高く上がるってぇのはロフトが上を向いていて、ならば距離は出ないなんてぇのが一般的な認識ですが、この高さで番手なりの距離が出ているってぇのは不思議です。それは放物線の飛球で、スピンでずり上がってるわけじゃないってぇこと。
Walter Hagen 1960
資料によるなら、50年代から60年頃のスタッフモデルも球が上がり過ぎてプロの使用は少なかったという話があります。ならばアマチュアに重宝されてなんてぇのが今どきですが、当時はプロの持ち物こそが優れたものとされていた時代。だもんで、2年ごとの年式更新もマーケットで受け入れられていたのでしょう。ブログ主的にはこの頃のモデルは特徴的にブレードのエッジが丸く仕上げられていて、マクレガーのクラシックな断ち落としフォルムと比べると、いささか鋭さを欠く表情もある。特に意図されたものではないかもしれませんし、見た目の印象というのは人それぞれ。マクレガーを楽しいというブログ主が、ヘーゲンも楽しんでいますとその昔ユーミーさんとお話したことがありますが、まるで正反対のモデルですねとコメント頂いた。
Hakubi
そう指摘されるまでそんなこたぁ全く気にしちゃおりゃせんでした。今や正反対どころか、百態百様のアイアンをあーだーこーだ、微細な工夫を取り上げて違うモデルだなんだかんだと語るようになりました。で、戻ってくるのがマクレガーにヘーゲンってな小噺の顛末であります。