Mizuno MS-601 PS
こんなんでました、ってその昔テレビに引っ張りだこの占いのおばさんがいました。普段はアニメ声なのに、ご託宣の時だけ何かの憑依があった様に声が野太くなった。昔から占いや予言の類は豊かな社会に限って、自分だけが不安定に陥ったと考える個人が水面下に増殖する事で、テレビなら視聴率を稼ぐし今ならネットで注目される。このブログは、そんな話じゃなくぅ、幸か不幸か、豊かにもMSアイアンが集まってきた中にPSなんて番手があって、こんな時代もあったんだなんて話。
Mizuno MS-601 PS
でも、良く見たら3ケタモデルだったってぇ小噺です。全く不安は感じていませんが、MSシリーズのアイアンって、細かい刻印を良く見ないとモデルがはっきりと解らない。齢を重ねた視力にはちとつらいものがありますが、普通の番手ならアドレスしたフェイスのフォルムを見たり、ネックのシルエットでなんとなく分かるのかもしれません。でも、ウェッジとなるとブログ主程度では経験不足、全くわかりません。結局このPSMS-602で、87年の一覧表リストには無い。そのリストが701とか801になっていることから、2と同様に早々に終了、整理されたモデルなのかもしれません。
Mizuno MS-601 PS
ダンロップの601と混同して、もっと新しいモデルかとも思ったのですが、92年や93年のカタログ年鑑的印刷メディアにも掲載がない。例によって問い合わせるなら正解がご案内されるのでしょうが、まぁいいかにしておきます。MS-5のピッチングやサンドと並べるとブレードは長くて大きく、アドレスしてみるとロフトがまるでロブウェッジかと思われるほど上を向く。レンジでフルスイングしちゃうと、軒をかすめそうな球が出ます。3本ウェッジの当初、トーナメントプロが使い始めたのは、当時の一般的なピッチングとサンドウェッジに加え、バンスの無いサンドウェッジと同じロフトのモノ。アイアンがストロングロフトになる前の話、コースは欧米の影響を受けて高麗や野芝のラフから、ベント系のオーバーシードがされる時代の話。ってぇ事で、最近面白そうなウェッジを現代流通に見かけてもバンスが綺麗に削られたものも多く残る。適当なアプローチしかできない素人のブログ主は必要なかったし、二鉄を挿していたゆえに余裕もなく、今も昔もPSという番手に必要性を感じたことはありません。
Mizuno MS-601 PS
今回はせっかく手にしたPS、使ってみる状況とはどんなもんだか試してみたというのがこのレンジ。と言ってもね、ウェッジをレンジマットで振り回しても、アマチュアが何かをつかめるわけじゃない。MSシリーズの場合、ブレードのフォルムにかなりコダワリがありそうで、スコッチブレードのモデルでもピッチングまで。でも、サンドウェッジになると急に機能重視のコンベンショナルになる。ブランドとしてウェッジのスタイルてぇのは完成されたフォルムがあったんでしょうね。ということで、使ってみるという状況を考えるモノの、ラウンドの実践にはなかなか連想できない。ロフトをリビングでチョイと測ってみると56度。ってぇこたぁ、サンドウェッジだし、計測治具に乗せたついでにバンスが無いのも明らかだった。これこそ当初の3本目ウェッジだ。真夏の深いラフでなら使ってみたくなるかもしれませんが、バンカー用ではない。
Mizuno MS-601 PS
考えてみるなら、バンスがなくても開いて使うことができるわけだし、でも56度もロフトがあれば、開いて使うとロブになる。使い道を迷いそうな番手ですが、MS-602ってなんだぁ、ってぇ話なりません。とりあえず、ウェッジコーナーで控えておきましょうか。701とか801211とかいろいろあるみたいですが、興味は二ケタまで。1011なんてどんなだろうね。SBは別の妄想をかき立てる背景がありますけどね。DP101から201301501、飛んで812なんてことになってますが、MS1235。興味は尽きない上に、あ~、そんな目で見るなら現代流通にはいろいろあるもんだ。ただし、この小噺では取りあえずもう充分、としておきましょう。