Taylor made ICW11
テイラーメイドのインナキャビティウェイティング11の定点観測。何だか見たことあります。前の小ネタの通り、親父がマクレガーのミュアフィールドから持ち替えたアイアン。そんな過去ゆえに年配向けのもんだとばかり思っていたものですが、もちろんそうでもない。
Taylor made ICW11
ピッツバーグパーシモンから理論上ヘッドは工業製品として誤差の少ない均一性を持った。パーシモンでは当然だった自然素材を相手にアレンジする必要もなく、手作業による微妙な違いも影を潜める予定だった。当初は硬いステンレスでもネックを曲げて調整するなどという荒業も存在したものですが、販売店でどれを並べても同じと言う、今では当たり前の事となった。てぇと、同じヘッドでレベルの違うユーザーに合わせるにはシャフトなわけで、カリスマプロがトーナメントで活躍すると、カーボンの取り揃えが豊富になったのです。実際には工業製品としての公差範囲で、シャフトの挿し方も違うし、個体差もありましたが、アイアンにカーボンシャフトってぇのも当然の流れとして続いた。
Taylor made ICW11
ところがアイアンとなると90年代に入ってもトーナメントプロの使用も少なく、何しろ1本だけのドライバーと違って、10本近いコストは並外れたままだった。それを購入できたのは財布が厚い年配層で、その層に向けた柔らかい弾きのシャフトがアイアンのカーボンシャフトってなイメージも醸成したのです。現実にはそんな単純な話でもなかったようですが、ブログ主もその流れに乗ってデカキャビのシャフトが、フィッシングロッドで著名なGルーミスだったことで持ち替えた事がある。これはまた別の小ネタですが、親父のシャフトはツイストフレックスのパープルシャフトだった。移籍してきたICW11はスチ―ルシャフト。シャフトバンドはオリジナルが巻かれていますが、今のブログ主程度にはちょうどいい感じ。
Taylor made ICW11
ヘッドのキャラクターが92年とは言え、かなりモダンなお助け機能が満載。2鉄だけの時は違和感しかなかったオフセットもフルセットで並べてみたら不思議と感じない。ピッチングやサンドもわざわざ中空構造にしたことで分厚いフォルムになっているのが気になるところですが、機能には問題なし。インパクトの音が今様のポケットキャビティーのようにビシャンとなるのが気持ち悪いのですが、その音こそが良い打点に当たった証。
Taylor made ICW11
最近ではお呼びがかからなくなりましたが、若者コンペの員数合わせで、初心者を引っ張る役目を授かる時なんかはこんなモデルが丁度よい。特にうまく打ちこなす工夫を意識することもなく、鼻歌交じりでウリャーっと振り回せば番手なりか、クラシックロフトのイメージで言うなら良く飛んでいる。フェイスは特に大きいわけでもありませんが、シャフトから遠くにデザインされたブレードのトップラインには渡り廊下のフラットな部分もある。
Taylor made ICW11
マッスル系でこんなデザインだと、重心距離が遠いわけで、本来ブログ主はあまり得意ではない。でも、曖昧に振りまわしても、チャンと打てちゃうんですねぇ。こうしていつもの定点でデータを収めてみるなら雰囲気も違うのですが、クロームの艶肌ならそれほど違和感もなかったかもしれない。持ち物の多くはクロームメッキで、一部にニッケルクロームがある。ミラーメッキとサテン仕上げの違いがある程度。
Taylor made ICW11
いくつかのステンレスもありますが、これも手元で艶々にポリッシュ、青棒と電動ツールでピカピカにしています。そんな中ではキャスト物のザラ肌は異色の存在。見た目の違いでそんな風に見えてしまうのがブログ主です。二鉄を探していた時にはICW5ならという興味がありましたが、11に興味がなかったのは親父の持ち物だったってぇのが先に立っていた。
Taylor made ICW11
親父が持ち替えてからあまりラウンドには出ていた記憶がありませんが、現代には息子がスチールシャフトで楽しんでみることにします。