Golf tech
頑張っちゃったパーシモンゴルフテックのインディアンソールをとうとうレンジへ持ち出してみるなら、たぶん、もしかしてのシータゴルフテックアイアンも持ち出してみた。情報を検索してもシータゴルフテックのアイアンがインディアンソールと同じ販売元という情報には至っていない。
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でも、90年代初めのアマチュア選手権に出場している選手とそのクラブの紹介がメディアにあるのですが、メジャーなメーカーの他に、このゴルフテックとVOGなんてぇのが目立つ。VOGは星野さんも関わったようで、ビクトリー・オブ・ゴルフの頭文字らしい。でも、ゴルフテックがここに持ち出したアイアンと同じと言う情報もなく、取りあえず工房オリジナルのオーダーアイアンがあったことは分かります。数年前に手にしたものですが、きっかけはバックデザイン。M85系の山型デザインで、現代の地クラブにもあるデザイン。そんな興味だったので、手にして振り回してみた印象はかなりのモダンクラブだった。
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長い重心距離のあえて言うならカジュアルなクラブ。改めて振り回してみたら、その印象はそのままですが、悪くはない。M85のつもりで振り回すと捕まりすぎて左へまっすぐだったんで、そんな振り方をしていた当時は面白くなかった。でも今振り回してみると、ブログ主の中では何かが変わったようで、面白いんですね。面白いとは何かというなら、操作がしやすいという事。右や左に旦那様はいませんが、高いの低いのも結構できる。シャフトもダイナミックゴールドのS400ですからモダンモデルなのは間違いありません。
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言うなれば素直な癖のないクラブで、誤解を恐れずに言うなら初心者が打ちやすいというよりも、振った通りに球が飛ばせる優等生。ちゃんとインパクトの手応えで当たったとか、下手くそとか返してくる反応があることで無表情な優等生とは違う。ソールの厚さもそこそこあって重心も低そうだし、リーディングエッジがいくらかラウンドしていることで、拾うイメージもある。まぁ、いろいろと使いやすいアイデアが盛り込まれた扱いやすいモデルです。んで、インディアンソールのパーシモン、いつもよりも恐々と、ヤワヤワと振り回してみます。アドレスするなら普通のパーシモンで、別ネタに詳しく書き留めますが、その印象はアイアンに似ていた。つまり打ちやすいウッドではありますが、つまらないカジュアルさではなく、ちゃんと返事を返してくるヘッド。このアイアンとウッドが同じ販売元の製品という確証はありませんが、キャラクターとしては癖のない、しかし、機能的にはやさしいというところは共通しているクラブなんですね。
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横浜のゴルフテックへ行ってみないと、その先がないのですが、ウッドは間違いなくそのお店から販売されたもの。でもアイアンは分かりません。当時調べてわかったのが、冒頭の選手権に出場するアマチュアが使っていたブランドという程度だし、θという一文字がついていることで、ゴルフテックとは別モノと主張した可能性もあり。いつもの通り、これがわかったからと言っても何も面白いことはないし、残念なこともなし。ただ、もしデザインした方や作った職人さんが残した意図した特徴があるなら、持ち物を理解するための一助になる。
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山型のバックデザインは誰がデザインしてもそうなるというのが当時の理解で、似たようなものは姫路モノにもあったし、台湾鍛造にもあった。M85に影響されたとか、当時の理論でこうして見たとか、素人が読み取る以上に当時の事情が知れたら面白いじゃんて言う程度。どうしてハーレーの鷲じゃなくてインディアンになったのなんて話があれば面白い。力道山が絡んでいたりしたら面白いじゃないですか、って時代が違うか。まぁ、扱いやすいというだけの共通項ですが、同じゴルフテックの刻印があるなら、それが作り手のコンセプトかなんて勝手なリンクをして楽しんでみたものです。やっぱり横浜、行かなくちゃですかね。