tresure hunting
この趣味で手にしたものを調べてみると、その情報は多くの場合、手持ちの古い雑誌に始まり、ネットでの検索となる。輸入モノの場合は番手補完の要望に応える横文字ショップの情報も重宝していますが、現存するメーカーの情報というのもある。
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現代組織であれば、問い合わせの窓口を持つものですが、問い合わせても知りたい情報が返ってくるのは稀なもの。存続に紆余曲折を経たメーカーなら、社名こそ同じでも旧組織の残した資料などは多くが手つかずに放り出されるか、破棄されているのが全く当たり前な状況。中ではきちんと対応してくれるメーカーもありますが、つい最近まで旧製品情報としてHPに掲載されていたデータもきれいさっぱり削除されている現状がある。サーバーのデータ量なんて大したものではなくとも、現行組織は既に必要なしと判断した。
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少し前なら自社の名器復刻としていくつかのモデルが登場し、オリジナルとのコントラストを楽しめたものですが、ある意味、オリジナルの復刻と謳っておきながら、少なからず現代アレンジが施されていた事もそこから露呈した。そんなもん当然の進化として当たり前の事なわけで、かゆくもないところを指摘されるのはお門違いの事。ただね、最近の二鉄検索や、71年プロジェクトでも感じたことなんですが、掘り出し物価値での提供というのがこれまたほとんど消滅している。
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メーカーの判断もあながち、という部分なのは、そんな過去の製品の流通がそろそろ終焉を迎えているかもしれないということなんです。価値を理解して、それなりの提供があるのはもちろんですが、この趣味の用語として以前多用していた救済という行為に当てはまるものが今や全く姿を消したと感じるんですねぇ。
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相変わらずの昔話ですが、免許を取ってすぐ、何か楽しい車はないかと探していた時にはフィアット850や、オペルGTとか、ルノーのR8にアルファのジュリアスーパーなんてぇのは大学生の小遣いで楽しめるものだった。当時だれも見向きをしなかったフロントがスズライトみたいなBLミニを手にして、いろいろと遊びました。慣れない社会人生活に忙殺されてしばしその趣味を忘れた後に、余裕が生まれてくるとそのやけぼっくいに火がついた。
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ところが、当時に手頃だと思っていたそんなクルマたちは姿を消し、フィアットはアバルトに、ルノーはR8でもゴルディーニ、アルファはGTAの段付きボンネットなんてもんに興味を変え、整備や部品の問題も含めて到底手に負えるものではなくなった。あくまで個人の興味ですが、イベントに参加すると大学生に扱えたモデルでさえ手塩にかけられた素晴らしい程度のものが並び、コンビニ下駄に使える流通がなくなった。
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これが今の感覚に似るんですよねぇ。過去の流通は限られた数、行き渡る範囲に収まってしまうなら再び流通の乗っても、趣味ものとしての価値が加わる。ブログ主としてはこれ以上増える可能性が低いという事で、幸か不幸かという状況でもあり。それでも気になる提供に質問を重ね、トンビにアブラゲの昨今。

やっぱり学生の頃にお酒一升と古いバイクを交換するのがスタンダードだった頃、四国が掘り出し物の聖地とされていたことがあった。バイクとなれば運送するにも船だった時代で、本四連絡橋などかなかった時代、数十年前の新車当時、一度四国に渡ったバイクは年期を重ねて廃車となっても四国を出ないという論理。ツアーを組んでツーリングがてら出かけたこともありました。
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それでも、趣味人がまだ家畜の臭いの残った大きな納屋に集めていて、趣味の流通ものになっていたっていう顛末もあり。

さぁて、ゴルフクラブに関しては遺された聖地はあるのだろうか。研修生を抱える名門コースのマスター室のロッカーにはパーシモンが眠っていたのも過去の話。今時のオークションでも四国からの提供もたくさんあるからなぁ。いまや掘り出し物は底をつき、例え提供があったとしても趣味人の注目を集めるようになった。
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一抹の寂しさを感じるものの、今手にしている雑多なものをこれまで以上に愛でてみたいと思った、くそ暑い午後の小一時間なのでありました。