Honma Tour model
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アイアンに組み合わせて持ち出したのはツアーモデルのパーシモン。ドライバーとスプーンはまさしくツアーモデルですが、バッフィーが無いので、手持ちの中から適当なものを引き抜いてみました。ホンマつながりでM43はシャフトがカーボン、ボロンSPバイオのS-1とあります。良くわかりませんが、ツアーモデルよりも小さめのヘッドで、期待していたのは塊感のあるインパクト。まぁ、なかなか思い通りにはいきませんけどね。
Honma Tour model
ツアーモデルのドライバーにはフェイスのヒール側にダメージがあったのですが、特に手を加えることもなくクリア塗装でカバーしてそのまま使用中。本来ならヒール寄りで打ってフェードなんてぇ考えるなら気持ち悪いかもしれませんが、今のブログ主にとってはトウ側が大事。元々インサートを外すのは下手くそなわけで、ドロー目に振りたい感覚なら、このダメージは気にしちゃいかん。スプーンはダメージもなく状態も良し。実際に、この大きなヘッドのスプーンの方が塊感のあるインパクトの再現率が高かった。何もかも、この日の調子、次回にそう思って振りまわしても再現できないのがアマチュアの常です。なんだ神田の明神下でぇ、今日も決め手の銭は飛びませんが、振り回して楽しかったもんだから、コマイ事が気にならないレンジ。
Honma Tour model
ホンマブランドにはいろんな思いがあるってぇのは別の小ネタですが、ブランド信者のみなさんは製品のどこが良かったんだろうかと考えた。いろんな資料を見回しても、ヘッドの種類はそれほど多くはなく、とにかく新素材のカーボンが揃えられていた。加えて真鍮だったり金だったりバランスフェイスのインサートにも違いがあるようで、その種類によってヘッドの削りも違うとあった。相変わらず門外漢のブログ主にはそれを読み取ることもできず、そんなモデルを手にする機会もなし。
Honma Tour model
このツアーモデルだけは当時新橋の路面店で手に取って迷ってみたという経験があって、その時の表示価格と今手にできる価値との差にフラフラっときたもの。当時ならたぶん持て余したでしょうが、今ならこの日の調子と勘違いで楽しく振りまわせる。ホンマユーザーの中でもこれがメインモデルだってぇのはなんだったんでしょうかね。多く目にしたのはエクストラ90だし、ハイパワードのソール刻印。M43ってぇのはマクレガーイメージがあるものの、LB以降はビッグLBとかアベレージ向けにコンセプトチェンジ。まぁ、おまけの中でもエクストラ90のスチールシャフトなんかは操作性の良い癖のないモデルだったし、素性がいいのは良くわかる。
Honma Tour model
今でこそ、じゃじゃ馬の方が楽しいと思いこんでいるブログ主に合っては、癖のないモデルってぇのは面白くないって屁理屈が飛び出す。いやぁ、普通ならうまく行かないときに湧いて出る余計な考えが、これまたうまく行った時にも噴出するもんだ。パーシモンスタンダード、っていうか、世代の標準である左足かかとの先にボールをセットし、左ひじをお腹に乗せる。あとはまっすぐ大きく引いて内外にウリャーっと行くと、どっかぁ~ンと高い球のストレート。チョイとクローズにスタンスを取って、右足をインパクトで後ろに引くように腰の回転を止めてみると、時々引っ掛けるのですが、頭がしっかり残って楽しいドローになる。いやぁ楽しいわぁ。
Honma Tour model
スプーンも似たような感覚がある。でも左ひじをお腹に乗せると捕まりすぎて真っ直ぐ出て左巻き。これを意識ないようにしてウリャーっと行けばこれまた楽し。M43のバッフィーになると右に出ていかないまま左ばかり。小さいヘッドで捕まるんですな。となりゃオープンにスタンスを取り、意識的にはまっすぐ振ってみたり、スタンスを変えずに右手を出しゃばらせてみた。そしたら、どっちも当たるんでヤンの。努力や工夫をしてもダメとか、何もしないままの方が良い時もある。不思議だ、その日の調子。何をやってもダメな時もありゃ、いい時もあり。ゴルフ、飽きないよねぇ。