Maruman Persimmons
幹事先輩の言葉をきっかけにビッグウィンからのマルマンブランドを引っ張り出してみたパーシモンモデル達。一時期、フルセットというのはアイアンが2番から9番に、ウッドもドライバーからフェアウェイウッドというところに拘ってみたことがあります。数年前のことで、そのころは中古然として数多のパーシモンが多く流通していたので、いろいろと探してみることも容易だったし、どっちがいいかなぁんてのもできた時期。
Maruman Persimmons
今でこそパーシモンのインサートは黒じゃないのがいいなぁなんて言っていますが、当時のそんな流通は黒インサートばかりで、それでも同じブランドのアイアンと一緒に振り回してみたいという意欲はあった。今でこそ、置き場所の関係やら、つまらん知識をため込んだ結果、手を出すモデルは限られてきましたが、親父のお下がりのビッグウィンにそのフェアウェイウッドを探してみたのがビッグウィン75。それと最近のアイアンにおまけだったのがスパークルのパーシモン。ビッグウィン以外はカーボンシャフトなんですな。
Maruman Persimmons
かなり奥に仕舞い込んでいたのですが、いざ探してみようとすると、他のモデルと違って特徴的なソールプレートの形ですぐに見つかっちゃう。普通のバタフライやスイープバックだとなかなか見つからないもんなんですけどね。そもそもこのソールプレートのフォルムってぇのも、だいたい定型ばかりで、だからこそ、アメリカの形をしているとか、テキサス州の形だとかってのが気になったのが当時。今となればそのフォルムにほとんど機能はないと理解しつつも、変わった形には何らかの意図があったもんだと演出を読み取ってみたくなる。じゃなくても、変わったソールプレートを見ればブランドも分かった時代なのかな。
Maruman Persimmons
シャフトはブラックシャフト時代を引き継いでいるわけで、重かったりトルクの少ないカーボンでも色は地味。特にパーシモンに派手目な塗装のカーボンシャフトというのは当時のメーカー物でもほとんど記憶にはない。唯一派手ともいえるのがカーボン柄をクリア塗装で見せていたシャフトが派手だったのかな。このマルマンのシャフトは日立電線のパーセックというカーボン。当時の記事にもありますが、なんとかッて素材は混入されているだけであって、基本は炭素繊維。どうやって混入されているかは開発メーカーそれぞれの研究であって、まだ研究成果はバラバラな時代。
Maruman Persimmons
今に手にするなら多くの場合、ブログ主には軽すぎて、柔らかすぎってもんですが、この日、スパークルはなぜか絶好調。特に力みを抜いたわけでもなく、いつものパーシモンと同じくウリャーっと行ったんですけどね。シャフトの柔らかさを意識してボールの位置は調整しましたが、6本ビスのフェイス、いいんですね。それからビッグウィン75も、こりゃまたよく当たる。スプーンとバッフィーはちゃんと出球の高さを変え、距離も棲み分けられている。んじゃ、スチールの本家ビッグウィンはってぇと、これが当たらない。スチールが当たらないってぇのは、納得がいかん。そのスチールもなんとかライトという軽量スチールで、でも軽いって印象ではない。名前の通り大き目のヘッドで、でも、それはアドレスしたイメージ。フェイスは特にディープでもなくシャローでもない。カーボンシャフトで当るってのが気に喰わないのですが、だからこそスチールが当たらないのか、単純にこの日の調子に軽量スチールじゃないって具合なのか。
cat mom
日によって違うのがアマチュアと再認識するのですが、この状態ではOB会コンペに持ち出すのがカーボンシャフトってぇことになるかもしれない。別にアイアンがマルマンだから、ウッドもなんてこたぁないのであって、テキサスだってジョーフィリップスだっていいわけで…。納得していないんだねぇ、カーボンシャフトでひっぱたけるってぇのがね。

今日はジャック天野です。