Ben Crenshaw Classic
クレンショウのクラシックとツアーフォージド、同じマクレガーのモデルですが、なで回していたらいろんなところが見えてくる。いや、それもね本音で言うなら、それらしいフォルムを見かけ、ブログ主の知る範囲の中で何かと結び付けてみたてぇ事。
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これまではクレンショウのメディアの記事にあったお話、クレンショウがマクレガーにウィルソンのようなモデルを作らせたことがある、ってぇのに引っ張られてきたのですが、ここにきてクラシックのフォルムを観察するなら、どっかで見たよなぁってフォルムが見えてきたわけ。それって、トウのバックデザイン側、フェイスの大きさを維持したままに、その裏側のウェイトを削いだようなフォルム。オオサワにも似ているかもなんて言っていたあの部分です。これってヒラリッチアンドブラズビー、パワービルトのスコッチブレードに似ているじゃぁないですか。このブランドのモデルはセット物として手にしているものは皆無。パーシモンではおまけのモデルがいくつか存在しますが、アイアンでは破損したモデルのピンチヒッターだったようなキャビティーの3番が1本あるだけ。
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でも、とりあえずスコッチブレードとはなんぞや的な一般的情報は心得るもの。実を言うとね、アルミコインもので見つけたことがあり、そのママであれば手にできるかもと資料を漁ったことがある。結局は予算を超えて見送ったのですが、その時に仕入れた情報にこんなフォルムがあったんですな。それだけで、これはスコッチブレードを真似たものと結論付けるのは無理と承知ですが、企業活動として考察するなら分からんでもない時代。ブランズウィックやAMFなんてボーリング企業がバブルな資金で実入りの良い投資先を探していた時代。マクレガーに投資をしたのはブランズウィックですが、身の丈以上の背伸びをするには、地道な製品開発ではなく、他のブランドからの移行組を取り込むために、その製品を真似たとしてもおかしくない。
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振り回すなら自らのブランドの素性を示すのですが、とにかく握ってもらわにゃならんとイメージを真似たわけだ。今どきの大陸製品や、世代で言うならアメ横の“チャンネル”Tシャツに、国旗文字盤の腕時計とは違う。シャネルじゃないし、海上信号旗のコルムじゃないょね。自らのブランドの味付けがある、ちゃんとした企画デザインされたクオリティーが確保されたもの。今時だと何があるかな。すぐに思いつかないということは、今時の企業活動では常套手段ではないという事なんでしょう。
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ま、ウィルソンを真似たモデルでウィルソンユーザーの興味を引き、スコッチブレードをイメージしたモデルで、パワービルドユーザーの視線を受ける。それで一定の販売増を実現できるならしめたものだし、その後の製品を魅力的に見せることができれば、これまたすそ野が広がる。アメリカンマーケティングの巨大資本が、過去に冒してきたつま先立ちの身の程を超えたビジネスに、誠によく繰り返されるお話しです。
Ben Crenshaw Classic
そんなことは今どき企業にも同じことで、ちゃんと学習した組織は、身の丈を知り、自らのアイデンティティーを強く深く印象つけながら今に継続されるもの。ま、いっか。ンでね、これはスコッチブレードかというなら、そりゃ全然違うもんだと思います。このデザインを入り口にして、ツアーフォージドはフォルムをリファイン、特徴的にトウへ寄ったウェイトや、低すぎるホーゼルとかは一般的な、というか、マクレガーらしいフォルムに戻っています。それでもね、マクレガー趣味に言わせると、振り回してマクレガーっぽくないだろうし、ウィルソンかと言われればそれも違うでしょう。スコッチブレードかと言われれば、それは手にしたことがなくてわかりません。まね、シャフトのRSX、ベントポイントの差はほんの3センチの中に納まっているといいます。
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振り回すまでに時間があると、いろんな寄り道を楽しんで、袋小路の奥にある小料理屋さんに気風のいいおかみさんがいることを楽しみにしてみるのです。

Fuwari