のスプーン、十字の5本ビスモデルを加えてとうとうセッティングが完成したと宣言してみます。振りまわして印象の良い球を弾くなら、例えフェイスのフォルムに番手のリンクが薄くても、同じ感覚で振り回せるならそれでよいのです。相変わらす十字の5本ビスが52年のオリジナルヘッドかどうかってぇのは真贋不明ですが、このボディーの色ってぇのはM43を継承する伝統的な色にも思える。もちろん欲目ですが、アメリカンレプリカの色やウィングMTの刻印がはっきりしないのはアンティーク仕上げで、フェイスも黄色く塗られているとある。これははっきりと資料に残っているのです。
そんなことで言うなら、ドライバーは別にしてもバッフィーは当時の流行に乗ることなく、クラシックなフォルムだろうと勝手に思い込み、マルマンのUASクラシックのスプーンのフェイスはモダンアレンジがされていると思いこんだ。でも、もし、この十字の5本ビスがオリジナルであるなら、シャローなフォルムがオリジナルなのであって、イージープレーの40モデルをベースとしたフェアウェイウッド。楽しく打てればそれで良しとしながらも、オリジナルコンセプトとは何だろうかとも考えあぐねる。でもね、ソールのフォルムを並べてみると、トウの尖りがバッフィーはもちろん、ドライバーも揃って似たものだし、ヘッドの大きさはちゃんとスプーンが大きくて、バッフィーが小さい。現代モデルでもたまにありますが、クラシックなパーシモンだと素材の重さとか、ヘッドの厚みとか、モデルによって、大きさが同じってぇ事もある。ま、ラウンドで振りまわすなら、並べて使うこともないわけで、いくらかの大きさの違いなどわかりゃしない。
幸いなのは、シャフトの挿し方に大きな違いがないということですな。それで振りまわす感覚に大きな違いがないということだ。フェイスのフォルムにしても、バッフィーの方がディープフェイスに見えるのですが、それも縦横のディメンションの関係。いくらかワイドなスプーンがシャローに見えて、コンパクトなバッフィーがディープに見える。んなこと言っても、パーシモンのフェアウェイウッドの打点てぇのが存外に高いというのを理解すれば、現実には数ミリの違いというよりも、結果的に重心の低くなるシャローなイメージのあるスプーンの方がやさしいイメージ。
ところが実際にはバッフィーの方がやさしく感じるのは、ロフトがあって、短いという事実。そんなことをガタガタ言っても、繊細なことを気にするまでもなく、ブログ主的には内外に振りさえすれば、手応えのよろしいドロー系の球筋を楽しめる。唯一、気にするべきところはバッフィーが捕まりすぎるところ。ちょいと気を抜くなら真っ直ぐ出てフックになる。このポイントだけは押さえるべきところ。ラウンドに出ても同じように振りまわせるとはいえ、思い通りの球筋にちょっとした工夫が必要なのは、フェイスの向きやロフトにシャフトの硬度ってぇ要素もある。
セッティング完成とはいっても、一物一価で揃えてみればそんな違いは仕方ないっすな。活動方針の宣言をして、意外と早めに目標達成としてよいのか、本音を言うなら、まだどこかにアメリカンレプリカのスプーンがあるんじゃないかと思うのですが、機能としてはこれで充分なのも事実。この趣味では一番厄介な、情緒的な満足を追い求めるのか、機能として十分であればそれで良しとするのか、ってな思いになってしまうのですなぁ。
普通なら機能優先で充分なのですが、こんな引っかかりのあるセットは他にもある。シャフトの全部違うウッドブロスや、ドライバーだけインサートが違うジョーフィリップスのM85Jとか。でもね、M85だからこそって言うこだわりが、このブログ主の信条。厄介な状況ですが、おかげ様で興味が途切れることもないわけ。取りあえずこれでセッティングが完成したと宣言しておきます。

